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#18 帰ったらピザ!!!元気が出る呪文

 そういえば、昨日は生地からピザをつくって友達に振舞いました。家で作るイメージのない食べ物だから「食べたいなら買わないと」と勝手に思っていたのだけれど、仲良しの友達が作って見せてくれて「あぁ、家でもできるんだ」と気づいて、世界がちょっと変わりました。そんなことが、よくあります。元旦に手巻き寿司をしようと買い物をして、家に帰るとあると思っていたすし酢がない。焦って別の買いものに行ってくれた友達に電話したら、まぁお酢があるならそれでなんとかなるんじゃなかと。実際何とかなりました。すし酢って酢と砂糖と塩(あとあれば昆布茶)で作れるらしい。これで私はこれからすし酢を買うことが無くなりそうです(笑)
 私は2004年に生まれました。そのころには12色絵具は完成しているような状態でした。赤と黄色と青と、その三色があれば何色でも作れるよ、と言われてもどこかピンと来なかったのは、私にとっての色の始まりは黄緑とか茶色とか、そんなすでに混ぜられた、ひと手間かけた後の色だったから。その有難さも意味もよくわかっていないまま、それを使うことは覚えたのです。なんとなくの平衡感覚です。一度でも元を辿ったことのある人、あるいはもっとシンプルなものしかない時代の人のもっているしなやかさを、私は知らなかった。20歳を迎えて、そんな素朴な暮らしを愛し求める感性が育ってきました。

そんなこんなでできたピザ
とパスタと余りもの炒め

 普段は昨日の夜ご飯ってあんまり憶えていないのだけど、こういうちょっと特別で夢中になって手をかけた時間のことは忘れない。体はすべての食事とか活動とかの結果だけれども、心はもっと「選りすぐったもの」でできていると思います。だから、体にいいものを食べることも大事だけれど、同時に心も喜んでいるのがいい。心か体か二者択一になってしまったら、きっとどっちも共倒れしちゃうから。(もうちょっとお野菜は摂らなきゃいけないけれど。)食後は佐々木ファームの黒豆で黒豆茶を淹れて。豆も食べられて、まるごとあますことなく味わえるのがとても好きです。


きょうもおいもを読んでくれて、どうもありがとうございます。
明日は風呂敷のお話です🍃

2025年1月7日


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