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【開運失敗n部作】引越で魔境を見た思い出話・後編

 こんにちは。姫月です。
 この記事はコーヒーウェアです。多分(笑)。
 読んで刺さった折りにはコーヒー奢って下さい。

 それでは前回からの続き、いってみましょう。 

3.11~そして実家に帰ったら

 3.11で転落にターボブースト! が掛かった。
 実はその日は仕事場が非番だった。翌々日、南大沢の仕事場(外資系某アパレルのコルセン)へ行ったら、「日本法人は本国命令で本日いっぱいで閉鎖となりました」と通告。「今後の業務は、電話まわりはタイで。それ以外は中国でやります。日本での業務は『返金業務』のみとなります」と。
 1F(福島第一原子力発電所)ショックで本国から脱出命令が出たからだそうで。オフィスの偉い人たちは本国組と現地法人組で今にも殴り合いでも始まりそうなほどヤバかった。
 しかし外資系、動き速いね。
 
 震災に加え、仕事なくなる、祖母重篤になるなどが重なり、鬱がだいぶひどくなった。この年に実家に戻ったんだけど、それはそれでやべぇ。年盤六白(定位対冲)/月盤的殺(+月破)。それでも、これが不幸のロンダリングになったと思いたかった。

2年後の実家引越がガチでヤバかった!

 父親は年盤月命的殺/月盤本命殺、引っ越しのグリップを取った母親は年盤月命的殺/月盤月命的殺。
 そんな私は年盤本命殺だったんよ(笑)。鬱はマジで悪化した。
 人はここまで破壊されるものなのか、ということをマジで思い知らされた。
 連射装置のように傷害事件に巻き込まれたりとかな。

 マジで、小説も書けなくなったし、ただ、生きているだけな、クソ垂らしているだけ(!)みたいな状態になっていた。

すさまじい累積の凶意×凶方位、その答えは……!

 この引っ越しから僅か2年後。再び転機が訪れた。
 完全にメンタルが壊れて「生きているだけ」の私に対し、「日本に、東京に戻れ」と。
 このときの方位は東北で年盤六白(歳破)/月盤二黒暗剣殺×本命殺(+月破+定位対沖)/日盤本命的殺……となかなかのスーパーコンボ。
 けど、この引越が実は自分を救ったのは間違いない。

 ゴシックSFの原形が突然、閃いた──。
 仕事はしばらく若干微妙だったが、引っ越して1年半頃から劇的に仕事の業種がマトモになり、そこそこだが給料が上がったり、何より、コロナ渦中で安全保障関係の仕事に就けるなど、なかなかのアレよ。

 今の家での生活は、細かいことは色々あるが、大筋ではなかなか満足度が高い。本当に有り難い。

気学はアレだが、不幸もズンドコを突き詰めると……

 これを言っちゃアレだが、九星気学の的中率はさておき、引越がマジで「運の流れを根底から変える」、これは正直、「間違いないな」と思った。
 九星気学の的中率に懐疑的になった理由はシンプルで、ラストの逆転劇だ。理論値通りでいくなら、私はnoteなんて書いていないし、そもそもこの世にもういないはず。だが、実際は乾いた笑いと共に思い出話をこうしてnoteに書いている。
 その差になったものはなんだろう。
 正直に言うと、今でもわからない。
 ただ、西洋占星術や子平(四柱)推命、紫微斗数などで見ていく限り、運の波が満ち潮か、引き潮かは多少あるのかも知れない。機会があったら突き詰めて調べたい。

 あと、実家が引っ越しで家族全員ズンドコになりかけた件は、方位とは関係ない、「オカルトもここまで来ると」みたいな要素があった(幽霊が憑いた箪笥レベルの話)。ただ、その要素がなくなった途端、無事に私が東京へ戻った2か月後(土用明け寸前だったかな)、最初に住んでいた場所の近くに引っ越し、今は穏やかだ。

結論。引っ越しは魔境だ

 運を変えるという意味で、引っ越しの破壊力は半端ない。
 マジで、自分の人生を根本から変えたいなら引っ越しするに限るってくらい、引っ越しの威力がすごい。
 すごいと知ったからこそ、今住んでいる場所でそこそこ良い感じになりつつある自分は、泊まりがけの旅行すら行かなくなった。行くにしても、日帰りか、弾丸のみという有様だ。

 ここまで読んでくれてありがとうね。
 これでも一応、西洋占星術や子平、紫微斗数、タロット、方位、魔術など色々勉強して、学生時代は占い師バイトやっていたこともあるんでアレだが、質問あれば、答えられる範囲で答える。

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姫月彩良ブリュンヒルデ@修羅の開運道
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