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【経済日記】10月3日

お疲れ様です。本日もちょこっと経済を勉強していきましょう!

改めて、日本の健康保険制度

日本は「国民皆保険制度(こくみんかいほけんせいど)」を採用しています。
国民皆保険制度・・・すべての国民に対して、何らかの公的医療保険に加入することを義務付ける制度

日本には主に3種類の保険制度がある

1.国民健康保険
 対象:自営業者、フリーランス、無職、大学生
 運営主体:都道府県、市区町村
2.健康保険(社会保険)
 対象:会社員とその家族
 運営主体:全国健康保険協会(けんぽ)、健康保険組合
3.後期高齢者医療制度
 対象:75歳以上の国民

この保険制度のおかげでわたしたちは健康保険証があればどこの医療機関でも受診することができるのです!
さらに、受診先の窓口では医療サービス費用の一部を負担するだけで良いのです!

日本の健康保険制度の課題

負担割合

現在の基本は3割(70歳以上と未就学児が2割)で、残りの7割を国やけんぽ等が負担してくれています(私たちが支払った社会保険料や公的資金で)。

日経新聞のこちらの記事では前期高齢者のうち70歳~74歳に対して負担割合を現行の2割から3割に引き上げを要望する声があると紹介されています。
負担割合が現役世代に偏っている現行制度からの脱却を図るものです。

保険料

国民健康保険:世帯毎に、加入者数・年齢・所得に応じて変化
健康保険:給与に応じて変化。会社と折半

保険料に関しては給与明細を確認するか、「○○市 国民健康保険」と検索すると各自治体が定める額を知ることができます。

この社会保険料ですが、近年の少子高齢化によって上昇傾向にあります。
今後も現役世代の負担は重くなると予想されます。

ですから、日本の政治に対して、少子高齢化の是正や健康保険制度の見直し、賃金上昇、物価対策、等様々な課題を克服することが求められているわけです。

最後に

本日もおつかれさまでした。日々の経済ニュースに出てくるワードを深堀すると社会をより知ることができます。一見、自分には関係ないようなことでも間接的には関わりがある。これが経済というものだと思います。

これからも経済を毎日ちょこっとだけ勉強していきましょ~~~!

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