【Sbroの銘柄研究】Netflix
※この記事は5分程度で読めます。
お疲れ様です。個人的な用事もあり投稿できていませんでしたが、本日からまたアップしていきます。
さらに、本日から【Sbroの銘柄研究】と題し、日々のニュースで注目されている銘柄を深堀りしていきたいと思います。
概要
米カリフォルニア州に本社を置く、様々なジャンルの映画やドラマが観れる動画配信サービスを提供する企業です。
会員数は世界で2.8億人を超え、日本では2015年からサービスが開始されました。
これまでの株価
1997年に創業し、2002年にナスダックにIPO(新規上場)。当初の事業は「郵便DVDレンタル」。
2002年~2010年は、3年に会員数100万人突破、7年に「インスタントビューイング」を開始し、株価は緩やかに上昇。
2011年~2018年は、世界展開やオリジナルコンテンツの作成に力を入れ始める。株価は2018年7月に400USDを突破。
2019年~現在は、2019年にオリジナル映画「ROMA」がアカデミー賞を受賞、2020年のコロナによる需要で会員数が増加、等により収益も堅調に推移。その結果、現在は700ドル近辺で推移。
今後の株価予想
結論
今後は長期的にみて、Netflixの株価は上昇していくと予想します。
理由
・堅調に上昇を続ける収益性の高さ
・動画配信サービス業界において首位独走状態
・世界中に展開、会員数も増加傾向であること
・地域特性を理解したオリジナルコンテンツ
ポジティブ材料
堅調な収益(6四半期連続増収増益・値上げによる更なる増益)
実績を積むオリジナルコンテンツ
直近3ヶ月の会員純増数は507万人(市場予想上回る)
米国では動画配信サービスで2位のアマゾンと2倍差で勝つ(※)
※米調査会社ニールセンによる「米国のテレビ総視聴時間」12月に「イカゲーム第二期」放送
今後3年間、NFL(※)をクリスマスに配信できる権利を獲得
※NFLとはナショナル・フットボール・リーグの略称で、米国で最も人気のあるスポーツの1つ。巨額の資金が動くスポーツです。
ネガティブ材料
FASTチャンネル(※)の人気
※広告がつくかわりに、無料で動画を楽しめるサービス最大市場の米国とカナダの会員数の伸び鈍化
2025年第1四半期からの新規加入者データとユーザー1人当たりの平均収入の非公開化予定
米国とカナダ市場の鈍化と書いてますが、それでも市場予想を上回っています。
まとめ
今回の第3四半期の決算報告はめちゃくちゃよかったと思います。会員純増数、EPS(1株あたり純利益)、売上高、等多くの指標で市場予想を上回っていました。主要市場が伸び悩んでも他の地域で収益を上げられる力も魅力的です。各地域の特性を理解して作り込まれた優良作品も豊富です。最近の「地面師たち」もマジでおもしろかったですね。
今後も1ユーザーとしてネトフリには頑張っていただきたいと思ってます!
以上です!