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新型"Apple M1"の性能に痺れる。ほぼ全ての人に勧めることのできる「ほぼ」完璧なラップトップ。

みなさんご機嫌よう、佐藤シナモンです。
最近話題のApple製SoC、M1を搭載したMacBookを皆さんは体感しただろうか。訳あって入手したのでApple信者のシナモンがレビューしていく。

購入したMacは...?

M1が搭載されているのは執筆時(2020/12/8)で、MacBook Air 、Pro、そしてMac Miniだ。私の先生はMac Miniを発売から数週間で購入しており、それに少し看過された節もあるだろう。

今回私が入手したモデルは、MacBook Air (2020)の8GB/256GB。
いわゆる『吊るし』と呼ばれるベースモデルだ。色はスペースグレイをチョイスしたが、在庫切れだった為 後日学校を休んでエディオンに購入しに行った。

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「うーん、やはりApple製品を購入するのは一段とワクワクするなあ」などと思いながら、購入した店舗に隣接するドトールへ入店。
昔サンタクロースからプレゼントが届いた時のように胸をときめかせながら開封の儀を済ませる。少年時代の気持ちを思い出す唯一無二の癒しだ。

付属品は必要最低限

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入っていた付属品は必要最低限のものだ。
MacBook Air本体・30W 充電アダプタ・USB-C充電ケーブル(2m)のみ。

USB-C充電ケーブル(2 m): MacBook Airを充電するには、USB-C充電ケーブルの一方の端をMacBook AirのThunderboltポートに接続し、もう一方の端をUSB-C電源アダプタに接続します。

30W USB-C電源アダプタ: 電源アダプタを接続して、ACプラグの先端を完全に引き出してから、アダプタをAC電源コンセントに接続します。

Retina世代以前のようにリカバリーUSBや、無駄に長いメガネケーブルなどは付属していなかった。ただAppleの象徴ともいえる"Appleステッカー"は付属していたので安心してほしい。(?)

モバイル機の常識を覆す性能

IBMと共同開発したPowerPCからIntelへ移行して以降、常にIntelのプロセッサを採用してきたAppleだが、いよいよ独自開発SoCの正体があらわになってきた。そう、M1の存在だ。

元より毎年iPhoneシリーズをリリースするAppleだが、新型が出るたび「従来のn%高速!」と謳うのがお家芸。信者ながら「ほんとかよw」と毎たび思っていたが...本当のようだ。

まずは何も言わずこの数値を見て欲しい。Geekbench5のリザルトだ。

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はて?iMacProやMacProかと思った諸君も多いのではないだろうか。これ実はMacBook Airでベンチマークを回した結果なのである。
勘のするどいベンチ豚の方ならお気づきだろう...

MacBook Pro (16インチ)のフルスペックを凌駕している』と。

こんな化け物を見たことがあるだろうか。とはいえ実用上どうなのかという話だが控えめに「ものすんごくはやい」
SoCなのでCPU、GPU、メモリ、SSDが一つのチップに収まっている。つまるところデータ伝送する距離がとんでもなく短いのでこの爆速を実現しているのだと思う。

Adobeは実用範囲内

リリースされて間も無いのだが、さすがはAdobe。対応が早い。
M1搭載MacはRosetta2というエミュレータを通して、従来のソフトウェアも動かせるようになっている。このエミュレータがまた完成度が高く、Universalなソフトでなくてもサクサクと動く。著名なものでLINEやDaVinci Resolve 16(17はUniversal)、Microsoft Office、Stickersなど完璧に動作するといっても過言ではない。常駐ソフトであるSpectacleも動作している。

クリエイター向けアプリのAdobe CreativeCloudも"ほぼ"完璧に動く。
"ほぼ"というのは、まだChromeやDaVinci 17のようにネイティブ対応ではないからだ。Photoshopに至ってはBeta版ですでにネイティブ対応のものが出ている

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MacBook Airの常識を覆すM1はもちろん動画編集もこなす。
Blackmagic製の業務用カメラ、URSA Miniで撮影した(クッソ重い)ProRes 422 HQ 4K/30の映像へのカラーグレーディングもサクサク。今までのAirではあり得なかったであろう。

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スペックの話はここまで、きっと閲覧者の方もこの性能に関しては熟知していらっしゃると思うのでここからはあまり語られない話を。
実はこいつ電池持ちも化け物だったりする、軽いウェブブラウジングなら十数時間はもつだろう。

脅威のバッテリー持ち

きっとこれもM1の省電力性能のおかげだろう。長くは語らないのでこれを見て欲しい。

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これは今日一日、私が学校でずっとブラウジング(主に動画を再生)をし、Pagesでメモをとりながら使ったグラフだ。昨日83%まで充電し、今深夜1時まで39%の充電をキープしている。ほぼ8時間近く使った計算だがこんなにもつとは思わなかった(現在進行形)Chromeのタブを20個開きLINEを常駐させているのにもかかわらずだ。
きっとこの充電のままでも一日乗り切れると思う。バケモンかよこいつ。

課題点は3つ、クリアすれば万人に勧めることができる

ここで少しネガティブなお話。M1搭載Macの課題点をサクッと紹介する。
同時にこういう方には向いてないと独断で言わせてもらう。

・不具合起きるソフトあるかもしれねえ!Universalアプリ対応待ち!
・Windows動くかわかんねえ!
・IntelソフトよりiPhone/iPadアプリがまともに動かねえ!

この3点を少し紐解いていこう。
まず一つ目の「不具合起きるソフトあるかもしれねえ!Universalアプリ対応待ち!」だが、マイナーなソフトではもうM1に対応しないものもあるかもしれない。現状Rosetta2によって動かないソフトはかなり少数派だとは思うが、これは海外の方も検証されているので購入前によく確認してほしい。特にDockerなどは動かないと困る方もいるのではないだろうか。

次に「Windows動くかわかんねえ!」ということ。今BootCampから手が離せない方は少し待ったほうがいいM1でARM版Windowsが動作する(なんならSurface Pro Xよりサクサクという...)ことは検証済み[ソース]だが、これに関してはぶっちゃけMicrosoft次第というところ。

三つ目に「IntelソフトよりiPhone/iPadアプリがまともに動かねえ!」という話。M1のMacではiPhone/iPadアプリを動作することができる。
...が、これ私的には結構想定外だったのだが、結構不安定であるとのこと。
対応アプリもデベロッパー次第なので対応アプリも少なく、タッチパネル向けに開発したUIデザイン故に使いづらいことが多い。ここにメリットを見出している方は購入を躊躇するべきだと思う。

さらっと個人的な課題点を述べたが、はっきり言って時間の問題かと思う。現状でもほぼ完璧と言える(欠点を挙げるなら上記くらい)ので、特に問題ないと思ったあなたには是非とも購入をおすすめする。本当に世界変わるので。

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