クロノスとカイロス
すこぶる天気がいいGWにまったり散歩したり仕事したり過ごしている。毎年恒例だがGWには変に移動しない。どうせ人だらけだ。金もかかる。全部ずらして休めばいい。スタックしていた仕事を解消したり、積み上がった本を読み漁ったり、銭湯で時間も感がずぼーっと過ごしたり。
読んでる本でクロノスとカイロスの話があって面白かった。
クロノスは、刻一刻と刻まれる時間。1秒、1分、1時間、1日。至る所にクロノスはいるし、今の僕らはわりとクロノスの価値観の中で生きている。カイロスは「量的時間」を司っている。
カイロスというのは「質的時間」を司っている。楽しい時間があっという間に過ぎてしまったり、退屈な時間は膨大に感じるあれだ。
クロノスとカイロスの詳細は気になった人は個別調べて欲しい。なかなか面白い。
時間は止めることはできずに一方的に流れている。
これは僕らがどうしようもない世界の摂理であり、これに則るしかない。
その時、あまりに僕らはクロノス的時間に支配され、思っていたタスクを処理できなかったり、想像よりMTGが推して全ての予定がずれ込んだり、それに苦しんだりしている。
かつては、もっとカイロス的時間の価値も同じだけあった。
子供の頃の夏休みだってそうだ。楽しい漫画を読んでいたら、気づいたら夕方になっていたり、面白いゲームに夢中で朝日が昇ったり。
大人になるにつれてカイロス的時間自体がなくなっていく。
でも、誰にだってあるはずだ。
仕事も置いといて、これをやりたいってことが。
プラモデルを作るでもいいし、散歩に出るでもいい。手の込んだご飯をつくることだって。その時間は楽しくあっという間に過ぎていく。これがカイロス的時間だ。僕らはもっとこれを増やさないといけないし、仕事だってカイロス的時間で過ごすことができるはずだ。
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🍺ビールに代わる日記🍺
プランナーとして考え続ける日々や経営しながら苦悩する日々をつらつらと書いていきます。読者の質問には全て答えていこうと思っています。 頻度:…
いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。