読書日記(2023.11.29) 野宮神社
NHKBSで放送していた『2時間でまわる嵐山』をみた。
六条御息所の娘、秋好中宮(あきこのむちゅうぐう)が、伊勢神宮の斎王になる前に潔斎するためにこもった野宮神社が紹介されていた。
嵯峨野が嵐山だとは知らなんだ。
小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば
今ひとたびの みゆき待たなむ
貞信公(ていしんこう=藤原忠平(ただひら)の百人一首の歌
嵐山の向かいにある小倉山が「小倉あんパン』の由来なのかなと思ったが、調べたらそうだった。あんパンみたいな山である。
この前、伊勢神宮に行って、斎宮歴史博物館に行って、野宮神社のことを知った。
野宮神社の樹皮のついたままのクヌギの原木でできた鳥居、クロモジでできた小柴垣は『源氏物語』の『賢木』の巻にも描かれているそうである。
嵐山の清凉寺は光源氏のモデルとなった源融の別荘であった。
その裏手に故 瀬戸内寂聴先生の寂庵があるらしい。
(おわり)
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