今回は『認定調査』をテーマにさせて頂きます。
まず介護の『認定調査』というものがどういうものかということですが、
介護保険サービスを利用するにあたって認定を希望する方の家にお住まいの市区町村の調査員が来てその方の健康状態や住宅の環境などを調べこの方には介護保険を利用したサービスが必要なのかどうか。どれだけ必要なのかということを調べるものです。
その認定調査で自立または要支援1~要介護5までの7段階のいずれかに認定されるんですが、この段階(認定区分)によってサービスの限度額が設定されていて介護度が高い程サービスに利用できる限度額が高くなります。
一番介護の手助けの必要な度合いが軽い要支援1であれば限度額5万円位なのに対して、
一番介護の手助けが必要である要介護5の方であれば限度額36万円位になるので大きく違いますよね。
市区町村の調査員が手一杯で認定を受けたい方への訪問が出来ない時は、委託を受けた事業所のケアマネジャーなども代わりに調査に行くこともありシバも何件か調査に伺ったことがあるのですが、
その方によっては、普段は認知症状があったり見守りや介護の手が多く必要な方でも調査に伺った時には受け答えがしっかりしていて身体の動きが良く普段よりシャキッとされていることもあるんですね。
きっと家族以外の方が家に来るとなったら“しっかりしないと”って意識になるんでしょうね。
そういったこともあるので無理に介護認定を重く出そうとするのは良くないですが、ぜひ認定を受ける際はその日の状態だけで伝わらない普段困っていることも調査員に伝えて下さい。
回数や時間帯など出来るだけ具体的な数字を伝えたり、家族以外にも日常の様子が分かる方がいる場合はその方の意見も取り入れて伝えて頂くとより適切な介護認定になると思いますよ😊