【田舎】「田舎はもう厳しい」と言われて1人で焦る大学生
大学の教授と田舎、地方、そもそも日本が厳しいという雑談をしました。
教授が指摘する厳しさ
「2050年の日本は貧しい」話はそんな始まりでした。
世界の人口増加、台湾・韓国の成長の中、日本の立場は着実に弱まり、外国が食べ物を売ってくれなくなる。そうなると、日本は貧しくなる一方だ。
海の資源も減っていくばかりだからこそ、農業で作り出すという事が大事になる。
都市部にも自分で栽培したいという人もいる。
しかし、「東北」というだけで敬遠する人もいる。寒いし、人はいないし、交通の便は悪いし、何もないといったイメージだろう。
選ばれる場所にはなかなかなることは出来ない。
その中でも少数精鋭での農業や、株式会社化をして管理体制を整える農家が増えているため、決して生産体制が悪いというわけではない。
土地をすぐに使えるように耕しておくこと、税金などの管理が負担にならないようにする必要がある。
しかし、着実に人口は減少している。無くなる地域も増えるだろう。
焦る
全くの初耳という内容ではありません。
むしろずっと指摘されている問題を改めて議題にあげたような感じです。
人口減少、日本の立場、世界の動向を1人で焦ってもどうにもなりません。
私が焦りを感じるのは「無くなる地域」という言葉です。
地域が現在どんな状況であろうと、その土地を作り上げてきた、守ってきた人達がいる。それが無くなるということは歴史がそこで途絶えてしまうということ。
私はいつもこの部分に焦りを感じてしまいます。
ここで生み出せたはずの思い出があるのになと考えてしまいます。
これも1人で焦っても仕方がないことですけどね。
なんか悲しさがあります。
幼少期に畑からイチゴを摘んで川の水で洗って食べていた場所も、今は埋め立て地。
祖父が民謡の練習をしていた河川敷は危ないから行ってはいけない。
通っていたグラウンドからもう練習する声は聞こえない。
無くなるということは需要がないということ。
そうなると、私が楽しいと感じていたことは必要の無いものになってきたのかなと感じます。
田舎者
私は訛りが結構あるようで県外の友達に突っ込まれることがあります。
また、幼少期の思い出といったら外で遊び回っていたことが中心で、教室に虫がいたら退治する役割です。
訛りがある、外で遊んでいたと言うと「昔の人」というイメージがあるのでしょうか。冗談交じりですが、「新しいものを教えてあげるよ」という感じで接する人もいます。
「遅れている人」という扱いになるのは何故なのか。
実際遅れているのかも知れませんが、そもそもどっちが前でしょうか?
だからといって気にしているわけではありません。
周りの人が教えてくれるので田舎者ポジションも悪くないです。
インスタで検索しなくても周りについて行けばなんかオシャレな結果になります。
最後に
地方がいらないとなることはないと思います。
しかし、何か失うものがあるようで焦りがあります。
そのため今は色々な地方を巡って誰かが残した大切なものを感じたいと考えています。
おすすめがありましたら教えて頂きたいです。よろしくお願いいたします。
あと、来月東京に行きそうです。
行ったのは修学旅行くらいなのでほぼ初東京。
田舎は好きだけど、都会は都会で楽しそう。楽しみです。
読んでいただき、ありがとうございました。