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100%楽しい旅を保証します。みんなを連れて山奥へGO!<DAY1>

先日、大学の教授、事務員さんと一緒に私の調査地に遊びに行きました。
事務員さんに「調査地であんなことやこんなことがあってね~楽しかったんです~!」といつも話していたところ、「私も一緒に行きたい!」と言って下さったことで実現しました。

メンバーはいつも話を聞いてくれる事務員のAさん、大学の同期生で大学事務に就職したBさん、話したころはあまりないけれど興味を持ってくれたC教授す。

2泊3日の計画は15分くらいで全て埋まりました。
この町を楽しむにはこのコースしかない!と謎の自信がたっぷり。ものすごく疲れたけれど、大満足の旅の思い出を3回にわけてお話しようと思います。

予定外の同行者現る、、、?

調査の朝は早い。みんなで朝6時くらいに出発し、4時間運転してやっと目的地に到着です。

はじめはその地域の暮らしがよく分かる古民家に行きました。この地域特有の茅葺きの古民家、遠くまで続くたんぼ道の先にそびえる秋めく山、その道に落ちるクルミ。この昔話のようなロケーションがとにかく良い。

ずっと見ていられる景色

でも、この日はいつもと様子が違っていました。
大量のカメムシ、カメムシ、カメムシ、、、、
この時期カメムシが尋常ではないくらい大量発生しており、この2泊3日はずーっとカメムシと共に過ごしました。
本当は私の捕獲したカメムシ君達の写真をお見せしたいですが、止めておきましょう。軽く1万匹は見たのではないかと思っています。

メインイベントへ!

昼食後はメインイベントの農業体験です。
前々からお手伝いに行く約束をしていたので、せっかくならみんなと行こうと今回の旅で実行しました。

1日目はえごま畑の耕うん作業をお手伝いしました。
農家さんの畑をトラクターでガーッと耕うん。初トラクターでテンション上は爆上がり。BさんやC教授も初トラクターみんなでワーワー言いながら、なんとか作業しました。転回が本当に難しいですね、横転しそうでした。

初トラクター

そんな騒ぎながら作業している様子をみて、近所の人達が寄ってきました。「うるさかったかな、、、?」と思っていたら、大根を2本くれました。素敵。

畑に落ちていたえごまの実を拾い食いして、正体のわからない変な実を収穫し(後にカリンだと判明)、休憩にみかんとパンを食べ、そんな感じで楽しく作業を終えました。

大失態!現われた救世主

旅はみんなでコテージに宿泊。鍵をもらって開けてみると、ざっと100匹以上のカメムシがあちこちにいました。虫が平気な性格で良かった~と思いながら、頑張って駆除しました。

そして、夜はみんなでBBQ!と思ったのですが、BBQの予約が出来ていませんでした。正確にはBBQセットの予約は出来ていたのですが、食材の予約ができていませんでした。
「みなさんごめんなさい、、、」ということで、食材は自分達で買ってBBQをすることに。

しばらくすると真っ暗なBBQハウスに近づいてくる車が一台。
以前調査でお世話になったおばあちゃん達が食材を持ってきてくれました。何をどのくらい持ってきてくれたと思いますか?

・新米:5kg
・トマト:約30玉
・採れたてキャベツ:洗ってカット済み
・採れたてサツマイモ:カット済み
・その他:お茶漬けの素、味付け海苔、味塩、お吸い物の素、みそ汁、コーヒー、ミルクティー、、、

もともと「何か持っていくね!」と言って下さっていたのですが、こんなにとは、、、
さらに、私がBBQの予約をミスしてしまったことを伝えると、わざわざ家に戻ってお肉を持ってきて下さりました。

感動しすぎて言葉に出来ません、、、出逢った時からずっと優しいおばあちゃん達で、私もこういう人になりたいと思うほど誰かの為にというのが自然とできる方達です。

さらに、おばあちゃん達は「これで明日お風呂に入りなね。」と入湯券を渡してくれました。本当に本当にありがとうございます、、、、

結果的に大満足BBQとなり、コテージへ。
寝る直前までカメムシと戦い続け、なんとか1日目を終えることが出来ました。

次回、<DAY2>
・経木見学へ!経木って何、、?
・またまた農業体験へ 想像以上の過酷さ
・おばあちゃん達と一緒に夕飯 就職決定!?

DAY1、読んでいただき、ありがとうございました。

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