身体表現磨き「芸術」へ〜ダンス〜習いごと#1
中日新聞Culture記事から
曲芸のように離れ業を繰り出すストリートダンス。2024年パリ五輪で、その一種のブレイクダンスが正式種目入りするなど、注目度が急上昇している。国内では1月、演技の優劣をチークで競うプロのトーナメント「Dリーグ」が発足。
体育の授業にストリートダンスを取り入れる学校もあるという。五輪にも採用されるスポーツであり、子どもの習い事としても定着。
[.room(ドットルーム)」〜個性を育む習い事〜でも5つの選べる習い事の一つに「ダンス」があります。
2012年からダンスが必修化されたが、文部科学省がダンスを必修とした理由は?
運動神経やリズム感だけでなく、「仲間とのコミュニケーション能力」を向上させるため。
私自身、ダンスを長年取り組んだ経験がないので、下記はあるホームページ(マルチスタジオDoWELL Gifu)からの引用ですが、
ヒップホップダンスは、他人への心配りや連帯感を養うにはぴったりなダンス
フォークダンスは、自国や外国の文化を理解し、コミュニケーションを図ることの大切さを学べる
創作ダンスは身体だけではなく、頭も使うダンスだと言えます。自己表現力を向上させるのにぴったりなダンス
ダンスは、人類が音楽を奏で始める以前から、ダンスは存在していた。神様に捧げるため、感じるままに体を揺らしたのがダンスの始まりと言われています。ダンスは言葉を使わず、世界の人々とコミュニケーションができる芸術です。
ダンスを学ぶということは、技術的なことはもちろんですが、それよりも時に大切な精神的な部分も学びます。身体表現には人間的な成長も求められるのです。理屈を超えて伝える・伝わるのが「ダンスの力」です。
「心が豊かな人になってほしい、仲間とのコミュニケーションを上手にとれる人になってほしい」と考えていらっしゃる方はぜひ、お子さまにダンスの習い事をすすめてみてはいかがでしょうか。(神戸女学院大学 舞踏専攻教授 島崎徹先生)
私は[.room(ドットルーム)]という教育事業の傍ら、応用解剖学の観点から鍼灸マッサージの技術で人の身体をみています。
大人になり、歳を重ねていくと、だんだんと姿勢が悪くなっていく方が多い中で、スポーツをしている方、特にダンス(社交ダンスや日本舞踊など)をされている方は、姿勢が良いです。
これはダンスをすることで、自分の身体を客観的に見れるという点、またダンスは身体を動かすと同時に、見た目の美しさという身体の美意識が養われます。
習い事で自分の「好き」「得意」を見つけながら、ダンスは、生涯にわたって健康的な身体が身につくことにもなると思います。