5年ぶりの海外旅行はじめてのアメリカ⑨グランドキャニオンに向かう編
今回は以前(2024年5月)にアメリカ旅行をしたときの、
2日目夜〜3日目朝の話をしようと思います。
内容は、ロサンゼルス→グランドキャニオンに向かって出発した時のお話です。
車中泊のかたちでグランドキャニオンに向かったので、まず出発前に大衆浴場に行きました。
受付で専用の衣類を渡されて、その服を着たまま浴場まで入り、シャワーの直前で脱ぐというスタイル。
慣れればなんともないのだと思いますが、日本とは勝手がだいぶ違い、最初どうしていいかわからずロッカーと浴室の間を何往復もしてしまいました。笑
衣服を浴室に着たまま行くってなんだか意表を突かれませんか?
靴を履いたまま家に上がるのも、今でこそ噂に聞いてたからいいものの、
何も知らない状態だったら、目から鱗だと思います。
こういう気づきがあるから、旅行は楽しいです。
お風呂の値段はたしか1人20ドルくらいだったと思います。
ちょっと高いですが、施設としてはシャワー以外もあるので、地元でここで1日過ごすみたいな使い方だったら妥当なのかもしれないです。
Wi Spaでさっぱりしたあとは荷物を置かせてもらっていたホテルに戻って、ツアーバスに乗り込みました。
みなさんご存知の通り。
2024年5月は円安が猛威を奮っていて、
1ドル160円だったわけです。
私たちも出発前から恐れ慄いていて、
「余力があるなら水を詰め」
をモットーにパッキングをしてきておりました。
なのですが、なんと、
その水によって
飛行機より10kg少ないツアーバスの荷物の上限にここで引っかかってしまいました。
時間もないので荷物を整理することもできず、2人分の50ドルを追加で支払いました。
バスに乗るなり、50ドルでどれほどの水が買えたかを計算せずにはいられませんでした。
なんでしょうね、こういう時の敗北感。
もちろんお金がもったいないっていうショックもあるのですが、
それだけでは到底語りきれないような感情が湧き起こってきます。
これが今回の旅行の1番の失敗です。
みなさん。何かに乗り込むときはその都度上限をチェックするようにしましょう!
そのあとはひたすら車で移動して、
経由地のラスベガスに到着したのは夜中2:00ごろでした。
次の車の出発が朝4:00だったので、
ちょっとだけラスベガスをうろちょろしました。
さすがラスベガスだなーと思ったのは、
誰でも使えるトイレが全部綺麗なことです。
トイレが綺麗って本当に大事だと思います。
それだけで場所がどこであろうと安心できます。
ラスベガスは、グランドキャニオンから戻ってきた後に観光するつもりだったので、
この日は、カジノはスルーしました。
ひまなのでタコベルを食べて、
うだうだして、
そして次の車に乗り込みました。
LA-ラスベガス間の車も、
ラスベガス-グランドキャニオン間の車も、
もう一生乗りたくないくらい乗り心地は最悪でした。
それでも疲れすぎていたのか、車に乗るなり爆睡してしまいました。
起きたのは朝8:00ごろ。
強すぎる光が車に差し込んで、目が覚めました。
もう旅行から数ヶ月も経っていますが、
この日の朝日が強烈だったことは鮮明に覚えています。
なんかもうものすごく眩しかったんです。
このうえなく。
濃度100%の太陽というか、
太陽が俺やでって言って聞かないというか、
とにかく日本ではしない主張の仕方をしてきていて、
日「刺」しという感じで、
まだ眠かったからというのも十二分にありますが、
眩しすぎてイラっとしたのは初めてでした。
サングラスをしても瞼の奥が眩しくて、
寝たいのに寝れなくて、
あーもうっ
と心の中で叫んで、
目を開けると、
フロントガラスの奥には、
赤い土と青い空の
日本では見ない色合いの景色が広がっていました。
木も山もなく、
何にも遮られない太陽がものすごく眩しくて、
それでも目を細めながら見ると、
一面が鮮やかで、
綺麗で、
眠気も苛立ちも一瞬で吹き飛んで感動しました。
正直、グランドキャニオンより感動した瞬間かもしれないです。
それくらい素敵な朝でした。
……。
これは、もしかしたら、感動とともに改ざんされた記憶かもしれません。
実際は、もっとお尻も痛かっただったろうし、
頼むから寝させてくれという気持ちもあった気がします。
実際、普段は「私はいいから遊んできて」と言って、疲れてたら旅行先でもホテルに1人で残って寝てるようなやつです。
書いていて我ながら情けなくもなってきましたが、
もしかしたら という言葉は撤回し、
確実に記憶が改ざんされていることを断言します。
でも、それでもいいのです。
思い込みでもなんでも、
素敵な思い出になったことは間違いないので、
いいんです!
ということで説得力はないかもしれないですが、
オススメです。
次回行くことがあれば、LAをすっ飛ばして
アリゾナだけを堪能したいくらい、
魅力的な地域でした(たしか)。
そして次回は、ようやくグランドキャニオンに到着です!
つづく!!!
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