11月6日開催 秋季集中講座のご案内 目的と講座概要の紹介
SAEKI Business Economics Laboでは、本年より、毎月有志勉強会を開催しています。
これまで開催した内容は、経営学、経済学、マーケティング、ロジカルシンキングなどから、参加者の方のご希望に合わせて行いました。またこの他に1度、情報整理のワークショップとして、KJ法も行いました。
年末には、やはり参加者の方のご希望から、哲学の講義をおこないます。僕は経営学が専門で、マルクス経済学派という分野に属します。そのため、ドイツ哲学などを学んでいますが、さすがに哲学の講義は、かなり準備が必要です。
さて今回、参加者の方から、さらにしっかり学びたいという声を頂き、集中講座を行うこととなりました。
今回のテーマは[経営戦略]です。
1990年代後半からアメリカの軍事用語として「VUCA」という言葉が使われ始め、2010年頃からは、ビジネスの世界でも使われるようになりました、
それ以前、大まかに言えば冷戦時代までは、戦争は「国対国」か基本でした。しかし冷戦崩壊移行、戦争の対象は、人種や宗教、地域といった、とても複雑でこれまでの形では説明がつかず、常に状況判断を求められるようになります。
ビジネスにおいても、特に2010年頃から、「質と量の差別化」から、「多様な価値への対応」が重要になります。近年では、SDGsに代表される、新たな価値観や指針に対応するという、文字通り、20世紀の常識が通用しないしょうきょにあります。
そうした中で、これからの企業が求められる役割は大きく変化しており、経営戦略の考え方も変化しています。
そのため今回は、これからの時代に求められる価値を提供するだけでなく、価値提案できる企業を育成するための講座を開催することにしました。
・概要
今回の記事は、集中講座の告知ではありますが、僕の記事をお読み下さる方には、この記事を少しでもお役立て頂きたいとおもいますので、要点を述べます。
■SESSION1 戦略とは
SESSION1では、まず戦略とは何かについて理解して頂きます。
経営戦略というと、何かのテクニックのように思われる方もおられますが、そうではありません。戦略とは、簡単にいえば、「目的達成」のための、「実現可能」な方針です。そして、その方針を実現するためのルートマップです。
今回は、その内容を、例えば部活の顧問や、就職までの道のりといったケーススタディから理解して頂きます。
■SESSION2
SESSION2では、経営戦略に必要な考え方について説明します。
先にも述べたように、ビジネスにおいてもVUCAという言葉が使われるようになり、経営戦略に必要な考え方も大きく変わりました。簡単にいえば、「問題解決」や「目標達成」から、「問題提」」や「目的設定」が求められるようになっています。つまり価値提案こそが、今後の企業の生き残りの条件であり、そうした企業が社会を豊かにします。
これについては、フォアキャスティング、バックキャスティングと、考え方のルートが全く違いますので、これについて理解して頂きます。また、これからの戦略立案に不可欠な、仮説形成についても説明します。
■SESSION3
SESSION3では、SESSION2までの考え方から、経営戦略の実例を検証します。最新の大企業のものだけでなく、零細企業や僕が取り扱った事例についても説明します。
前回のnote、「変わる価値観 今、価値観はどう変化しているのか」(https://note.com/sbelabo/n/nf5604b63b690)で記したように、現在、社会の価値観が大きく変化しており、経営戦略についても、考え方が変化しています。
この内容については、あらためて報告記事にしたいと思いますが、講座に五経にのある方は、是非ご連絡ください。
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