noteの感想と反省

noteで文章を書くようになり、約1年が経ちました。
一昨年の12月に登録しましたが、なかなか始められず。年が開けて、春には仕事の環境が大きく変わったことをきっかけに、内容を決めて、文章の掲載を始めました。

文章を書くことは、元々本業ですから、苦労はありませんが、多くの人に読んでいただき、役立てて頂くために、僕の専門の論文ではなく、わかりやすい文章にすることを心がけました。
また、文章を書いていると、気がつくと数千文字なんてこともあるので、2,000文字を目安にすることにしました。
加えて、専門用語や理論の解説ではなく、誰にでも読んで頂ける文章にすることを心がけました。

特に定期的に書くことを目標としていたわけではありません。実際にあった出来事や感じたことを基に書くようにしていますが、記事の数は100を超えていますから、文庫本に換算して2冊程度、4日に1度程度のペースで掲載していたことになります。

我ながら、結構書きました。

書くという意味では、論文のように地道な研究を続けたものではないので、全く苦になることもなく、気の向くままに楽しんで書きました。

しかし、あまり楽しんでしまうと、つい読み手のことを忘れてしまいますから、反省もあります。

・noteの感想
これまで僕は、論文や書籍の執筆もしました。またSNSでも、‘比較的’長い文章を書きますが、やはりnoteは、これらとは違います。
「スキ」や「フォロー」はあまり気にせず(お客様などもおられるので)、書いています。しかし、これまでブログなども書いたことがないので、見知らぬ方の反応は嬉しいです。

例えば論文の場合、読んでいる人は、同じ分野の研究者ですから、ほとんど知った人です。2000年代の初めですが、当時、インターネットが広がり始めた頃、妻が僕の名前を検索し、僕の論文を参考文献に使用しているものを見つけて、「アンタがネットで出てる」と楽しんでいましたが、その学生さんの指導教官は、旧知の先生でした。(笑)
また、執筆した本は、物流論のテキストですから、わざわざ興味を持って購入する方は皆無です。
個人的に購入して下さった知人もおりましたが、かえって恐縮してしまいました。

そうした意味で、noteは不特定多数の方が読んで下さりますし、評価もしてくれます。今のところ、これを出版するつもりはありませんが、「是非本を書いてほしい」と仰る方もおられるので、とても励みになります。

新型コロナウィルスの蔓延以降、僕の周りでは、Youtubeを始めた方も少なくありません。noteも含め、色々な方法で世に発言できるのは、とても良いことだと思います。あ、ただし、発言すべきではないものもあるようですが、、、

人が文字を読まなくなったと言われますが、文章表現を生業としてきた僕にとって、そもそも「読みたい」人たちのための、noteというプラットフォームは、楽しく続けることができました。

ただし、、、目次機能など、操作が面倒なので、そのあたりはこれから工夫したいと思います。

・noteの反省点
実は「noteの感想と反省」を書こうと思ったのには理由があります。

感想でも記したように、お客様や学生さん、親しい方など、色々な方が読んで下さっていますが、その中で、経営のお手伝いをさせて頂いている方から、「難しい」という感想を頂きました。

仕事の文章や論文などは、専らKING JIMのポメラ(DM100を愛用)で書きますが、SNSやnoteの文章は、スマホのエディタ(有料版jota)で書いています。
書くのは移動中や休憩中、軽く1杯飲みながらだったり。

当然、誤字脱字がおおくなります(ゴメンナサイ)。

noteに限らず、SNSも同様ですが、僕の文章を読んで下さる方は、かなり熟読して下さる方もおられます。
ある方からは、「多分誤字だと思っても、佐伯さんが書いた文章だと、意味があるかと思って最後まで読んでみる」と言われたことがあります。

僕の文章を難しいと仰った方も同様で、かなり熟読されています。
(ありがとうございます!)

先にも記した通り、このnoteでは、専門の理論ではなく、なるべく事例などでわかりやすく説明することを目的としていますが、、、事例や余談、脱線話などを、しっかり理解しようとして読むと、そこにも色々な内容があり、元の話に戻るのが難しいという指摘を頂きました。

この指摘は、かなり刺さりました。

実は以前、僕の講義についても、同じような指摘を頂いたことがあります。

これを期に改善に努めながら、今後も執筆していきたいと思います。

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