松陰神社通り商店街について学んでみた
こんにちは。
sbccの稲田 紗弓です。
前回は松陰神社や吉田松陰について記事をまとめてみました。
松陰神社までの道は東急世田谷線「松陰神社前駅」から「松陰神社前通り商店街」の北側を歩いていきます。
ゆっくり歩いても5分もかからないほどの距離ですが、たくさんのお店が並んでいて歩いているだけでも楽しい通りです。
ちなみに松陰神社通り商店街の全長500mなので、歩いても6分ほどです。
平日でも地元客で賑わっている商店街で普段使いにしている人も多いと思いますが、「松陰神社前通り商店街」は何かと特集を組まれる松陰神社前駅周辺の最大の魅力と言って良いと思います。
今回は松陰神社通り商店街について色々と学んだことをまとめていきます。
平成に入って生まれ変わった
松陰神社前駅は世田谷区役所、区民会館、世田谷税務署、都税事務所、法務局などの公共施設の最寄り駅でもあるので世田谷区の他の地域に住んでいる区民も訪れる事が多い地区です。
松陰神社もあるので観光客も多く訪れるのですが、昭和25年に設立後、平成を迎えるくらいまでは放置自転車やはみだし看板・商品があって歩きにくい状態だったそうです。
また環七から世田谷通りへの抜け道でもあるので車の交通量も多く、安心して商店街で買い物をしたいという街の声からやさしい商店街づくりや地域資源活用に取り組み始めたそうです。
モデル事業地区でバリアフリー
私はここ数年の松陰神社通り商店街の事しか知らないので、昔から歩きやすくて買い物のしやすい商店街だったのかと思っていたのですが、2002年(平成14年)から障がい者外出介助研修や接客技術を学んだり、2003年(平成15年)の2店舗のバリアフリー改修の実施が評価されて、2004年(平成16年)に東京都の福祉のまちづくり「特区」モデル事業に選出されたそうです。
商店街の道路環境の向上!
この事業では道路環境の整備が目的の一つなので、段差のない道路の完成を目指して視察や施工例の検証、バリアフリーのテスト道路を作って検証などを経て、200年(平成19年)までにほとんどの店舗での段差が解消されたそうです。
松陰神社通り商店街の自主ルール
看板や商品の路上陳列の自粛やバリアフリー環境の維持と推進などの誰もが安全に安心して買い物が出来る道路や店づくりを目指して『商店街まちづくりルール』を策定しています。
音でお買い得情報が分かる
松陰神社通り商店街を歩いているとお店の近くを通るとお店の営業時間や特売情報が流れてくることがあるのですが、これ「音のウィンドウショッピング」と言うサービスなんだそうです。
商店街を利用する方の中には目が不自由な方もいらっしゃいますし、私のような新参者にもわかりやすくそのお店のことを教えてもらえます。
ちなみにこの音声は各お店の方が携帯ラジオに吹き込んでいるそうです!
松陰神社通り商店街へ行こう!
普段何気なく利用していた松陰神社通り商店街ですが、現在の姿になるまでにたくさんの人の協力のもと、色々な取り組みを行っていたとは驚きました。
家の近くにこんなに活気づいた商店街があると、買い物が便利なだけでなく落ち込んでいる時に歩くと元気をもらえたりするのでありがたい存在です。
良かったら足を運んで見てくださいね!