パワースポットについて考えてみた
こんにちは。
稲田 紗弓です。
前回の記事では「“私たち”を大切にするってどういうことだろう?」について書いてみました。
今の私たちは周りの人たちと物理的に距離を取らないといけない状況にはなりましたが、人との繋がりは「私」や「相手」の観点を優先するのではなく「私たち」というものの見方は常に必要なものだと改めて感じました。
さて、今回はhau'oli(ハウオリ)の活動の軸でもある「パワースポット」について考えてみようと思います。
「パワースポット」という言葉が当たり前に使われるようになってずいぶん経ったように思いますが、詳しく考えた事が無かったので色々と調べてみました。
パワースポットって何だろう?
「パワースポット」というのは風水やスピリチュアルなどで大切な場所なのかと思っていたのですが、そういった限りは無く、エネルギーが溢れている場所の事のようですね。
ちなみに欧米では「ボルデックス(vortex)」や「エナジーボルテックス(energy vortes)と呼ばれているようでセドナやストーンヘンジ、マチュピチュなどが有名です。
その他の海外のパワースポットの特徴としては世界史や地理と言った授業の中でも聞いたことのある場所が多いのは国立公園や世界遺産として指定されている場合が多い事が理由かなと思いました。
日本では神社仏閣や山、大地、川、湖など自然の中にある場所がパワースポットと言われている場所が多くあります。
この地球上にはたくさんのエネルギーが溢れている場所があるという事ですね!
パワースポットっていつからあるの?
パワースポットという言葉自体は1970年代に初めて登場したらしく、1990年代前半から広まったと言われています。
日本のパワースポットを調べてみると圧倒的に神社や山などが多いように感じていますが、その場所を調べてみると「江戸時代から人々の信仰があった」などと書かれている事があります。
伊勢信仰のお伊勢参りや熊野信仰の熊野三山詣など信仰の場として考えられていた場所が現代はパワースポットと呼ばれるようになっている事が多くあります。
パワースポットという言葉が出来る以前は「霊場」や「聖地」などと言った言葉で呼ばれていたので厳かな雰囲気が伝わってきますね。
パワースポットで何をすればいいの?
パワースポットとして訪れた場所が神社仏閣だった場合はまずはお参りを先にする事が大切だと思います。
その後はその場所のエネルギーを感じることを楽しむと良いのではないでしょうか。
例えば、ベンチなどがある場合は座って深呼吸をしてみたり、しばらく目を閉じてみたりしてその場所にいる事を楽しんだり、その場所から見える景色を楽しむ事に注力してみると良いと思います。
その他にはその場所にいる自分がどんな風に感じているのかに注力するのも良さそうです。
例えば春なら日差しがあったかいとか夏なら暑いとか秋なら涼しくなってきたとか冬なら寒いとか、そんな事でも良いと思います。
写真や動画を撮る事に夢中になるより前にまずはその場所にいる事を楽しんでみてください。
パワースポットを巡る時の注意点は?
現在はパワースポットを調べると各都道府県の情報が出てくるので、お近くのところから巡ってみるのも良いと思いますが、前述した通りパワースポットは神社仏閣や自然の中にある事が多いのでマナーを守る事が大切です。
マナーを守ると言うと身構えてしまうかもしれませんが下記の最低限の事を守って、その他は各パワースポットの注意点を守れば大丈夫です。
神社仏閣ならルールを守ってお参りをする
自然の中の場所ならお邪魔させてもらっている気持ちを忘れずにゴミなどは必ず持ち帰る
騒がない、ふざけない
パワースポットを訪れる人の目的はそれぞれで、心が疲れているから癒しを求めている人もいれば、自分自身と向き合うために行く人もいますし、ネガティブな感情を手放すために訪れる人がいたりします。
せっかくエネルギーが溢れている場所に行くので心地よく過ごす事を心がけることが大切かなと思います。