
【第1回 ハウオリイベント】戸隠神社五社めぐり - 奥社参道と杉並木 -
こんにちは。
稲田 紗弓です。
前回の記事では第1回 ハウオリイベントで火之御子社から中社までの神道の様子と中社のお参りの様子についてまとめました。
今回は中社から奥社参道までを目指して歩いていきます!4月の下旬になれば奥社まで行けるかなと思っていたのですが、今年は雪が多かったようでギリギリまでしか訪れる事が出来ませんでしたが、奥社参道を歩くだけでも心地よかったので、動画を是非ご覧くださいね!
奥社まで続く戸隠古道「神道(かんみち)」
中社でのお参りの後はお昼休憩を挟んで再び戸隠古道「神道(かんみち)」を通って奥社を目指していきます。

樹齢800年と言われている大きな杉を間近に見ながら五社めぐりの中では一番長い距離とされている中社と奥社間を歩き始めます。
移動時間は徒歩で約50分と言われているので、しっかりと休憩を挟むのが良さそうです!
中社の駐車場を横切って

ちなみに奥社の駐車場は有料ですが中社は無料なので、この時も満車になっているみたいで車がずらっと並んでいました。

中社駐車場を横切って戸隠古道「神道(かんみち)」を再び歩き始めます。ここから歩き始めてすぐに女人堂跡がありました。

調べてみたら石碑には右えちごみち、左はおくいんと書いてあるそうです。戸隠古道を歩いていると神仏習合時代や神仏分離令が出た後の時代にめぐり会えるのでそれを見ているだけでも歴史を感じられて興味深いですね。

女人堂跡を過ぎると車道に出るのですが、分かれ道のところに奥社道への看板があります。

しばらくこんな舗装されたコンクリートの道を進んでいきますが、この道の途中で町石がありました。

舗装されたコンクリートの道をある生き続けていると終わりらへんに稚児の塔があります。

この稚児の塔を過ぎるとすぐに分かれ道があってそこから約10分程で戸隠古道が終わって奥社が見えてきます。

最後はコンクリートから山道に変わって少し登ってかなり下っていきますが、途中で左手側に戸隠山脈が見えてくるので、お見逃しなく!!

戸隠古道を抜けると目の前に茶色い屋根の建物が見えてきますが、冬季はここが奥社へ行く前の最後のお手洗いポイントになります。

奥社参道を歩く

奥社の鳥居をくぐって参道を歩いていきます。ちなみにこの時(2022/04/23)はまだ雪が残っているところもありましたが、鳥居をくぐったすぐ辺りは参道には雪は無く、両脇に少し残っている程度でした。

鳥居から随神門まで半分を過ぎてくるとだんだんと足元がぬかるんでいる状態になって来ていました。
鳥居のところに夏靴(スニーカー)での参拝は危険ですと注意書きがあったのですが、奥に入っていくにつれてその意味が分かってきます。

随神門手前になると割としっかりと雪が残っていて、参道の両脇にはまるで冬のような景色が広がっていました。

この随神門の先には戸隠神社として有名な杉並木が広がっています。

真ん中の下らへんに人がいるのですが、めちゃくちゃ小さく見えるほど立派な杉並木が続いています。
今回は残念ながら奥社と九頭竜社は冬季閉鎖中でお参りする事は出来なかったのですがこの杉並木を見るだけでも十分訪れる価値があるように思いました。

冬季閉鎖中でしたが行けるところまで行ってみようということで歩いていると除雪作業中の方から「ここが吉永さんが撮影出来た場所だよ」と声をかけてもらいました。
ここら辺までくると随神門前のぬかるみなんて比ではないくらいに雪も残っていてみぞれみたいな状態になっていたので足元にばかり気を取られていたので声をかけてもらわなければ見逃してしまうところでした…(ありがたい!!)

途中からは参道では無く、雪の上を歩いた方が歩きやすいと教えてもらって進んでいっていました。
右のほうに細いロープが張られているのが見えると思いますが、ここが今回の戸隠神社五社めぐりの最終地点となりました。
戸隠神社五社めぐりの感想
今回は冬季閉鎖中だったこともあり奥社と九頭竜社には参拝が出来ずに残念でしたが、奥社参道を歩けただけでも気持ちが切り替わった事を実感しました。
丸1日かけて五社めぐりをしていましたが、巡っている途中には疲れは全く感じませんでした。
次回は奥社と九頭竜社にもお参りが出来る時期に行きたいと思います。