上町駅で歴史を学ぶなら、ココ!!【2/2】
こんにちは。
sbccの稲田紗弓です。
前回の記事から世田谷代官屋敷の見学した様子をお伝えしていますが、建物内については前回の記事でまとめました。
今回は建物の周りについてまとめていこうと思います。前回の記事をまだ読んでいない方は良かったら読んでくださいね!
世田谷代官屋敷の正面と反対側の屋敷の様子
前回の記事で見学した土間を抜けて屋敷の反対側に抜けると井戸がありました。
この井戸と屋敷はこれぐらいの距離感にあります。
ちなみにですが、お屋敷に近づいて2階部分を見上げるとこんな感じです。
もう少し近づいて名主詰所、その奥には代官居間と腹切の間の方を見るとこんな感じでした。
代官居間から腹切の間には縁側がありますね。
世田谷代官屋敷のお庭の様子
お庭の方を歩いていると割と背の低い植物が多かったので動画で撮影してみました。
世田谷代官屋敷を訪れた日は良く晴れた日でお庭にいると少し風があって、鳥のさえずりが聞こえて心地よかったです。
世田谷区立郷土資料館前の様子
世田谷代官屋敷の敷地内には世田谷区立郷土資料館がありますが、動画内でもちょっと見えます。
お庭と郷土資料館の距離感が動画で伝われば良いなと思います。
ちなみに保存樹木のくすのきもあるので実際に見に行ってみてください!
衛兵詰所・火災報知器
この郷土資料館の前を通り過ぎると緑の小さな建物と年季の入った柱がありました。
緑の建物は衛兵詰所で右側のオレンジっぽい年季の入った柱は火災報知器との事でした。
もともとこの場所にあったわけでは無くて、それぞれ別のところにあったものが移設されたそうで、手前に説明があるので読んでみると面白いと思います。
世田谷代官屋敷には内蔵もある
蔵と聞くと母屋と離れているイメージがありましたが、母屋に蔵の入り口がある場合を「内蔵」と呼ぶそうです。
主に身近なものを置いておくことが多いそうなので、現代で言うとパントリー的な役割なのでしょうかね?
お裁きの場所?
白州跡が一体何なのか訪れた時には全く分からなかったのですが、どうやらお裁きの場所だったようですね。
玉石が並べられて、この上に正座となるとそれだけで辛いですね…。
ちなみに白州通用門もあって、裁きを受ける人はここを通ったのかな?と思いました。
屋敷側から見た表門の裏側はこんな感じです。
急に現代に引き戻される感じがあって新旧融合が楽しめる場所だなと思いました。
世田谷代官屋敷を見学した感想
世田谷区に住み始めたばかりの頃は三軒茶屋や二子玉川など買い物を楽しめる場所もあるけど住宅街と言うイメージが強かったので、歴史にまつわる場所が区内に点在している事に驚きました。
飲食店やファッションだけじゃない、世田谷区や世田谷線沿線の魅力に気づけることが楽しいなと思っています。