私的指導論🥎
指導論を語るほどの人物じゃないんですがね(笑)
ま、端くれにも論ずるものはあるってことでご容赦ください。
そもそも私は生涯種別から流れてきたソフトボールコーチなわけです。
豊田市の生涯種別に欠けてるもの…レディースだと思ったんです。
で、色々と模索してると豊田市内の高校ソフトボール部員の減少傾向に辿り着き、
ご縁もあって地元高校の外部コーチをやらせて…正確には学校の許可をもらって指導させていただいてる。
部員9名の弱小校である。
私がコーチやる先代のチームのモットーは『楽しければ良い』とのことで部活というよりは同好会の色が濃かったようだ。
就任後すぐにキャプテンの子にチームの目標を聞いてみた。
コールド負けとかじゃなく、試合をしたい。1つ勝ちたい。
それを聞いて少し安堵した。
同好会ノリ継続ならコーチは不要となるとこだ。
とは言え結局のところ与えられた環境でやれることをやるしかない。
『全国制覇!』と吠えるほど私も現実が見えてないわけでは無い。
生涯種別から来た男だ。
指導の根幹は『どーすればソフトボールを楽しめるか』である。
ソフトボールを楽しむとは?
個人技で言えば、
狙ったとこに投げれる。
ボールが捕れる。
アウトが取れる。
バットに当たる。
狙ったとこに飛ばせる。
ヒットが打てる。
ホームランが打てる。
これらの技術を戦術に落とし込み、どーやって失点を防ぐか。
どこでアウトを取るか。
どーやって走者を進めるか。
どーやって得点を取るか。
どんなゲームにも共通することだろう。技術と戦術で攻略することが試合を楽しむことだと私は思う。
選手にプレッシャーを与えたくないからか、何の根拠もなく『試合を楽しもう!』って声掛けは私は好きではない。
技術も戦術も与えずに選手を試合に送り出すことは『潔く散ってこい』と言ってるよーなもんだ。
バットに当たらない。
塁に出ても動けない。
投げたらどっかいく。
打球を捕れない。
そんな試合、楽しいわけがない。
そんなソフトボール、卒業してまで続けようと思う子はいないだろう。
他に楽しいこと山ほどあるて。
私の指導論は至ってシンプルで面白みに欠ける。
技術を身に付けるってことです。