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【突発性低髄液圧症候群】[7]リハビリ vol.13 〜 首の可動域って? 〜 詳細編

こんにちは、こるりです。

こちらの記事はリハビリvol.13の詳細Verです。

通院の週でした。詳細は省きますが、外部に振り回された週でした…。

ご参考までに、リハビリのゴールと目標はこちらです。また、本記事に対応するリハビリ成果のサマリはこちらです。
(ちなみに、9月から目標を見直しました!)

記事自体の位置付けは治療の流れで触れました 「 [7] リハビリ」になります。
自己紹介はこちらをご覧ください。


リハビリ13週目の成果

状態の変化 2023/8/28-9/3 → ◎

スタート
前回のエンドそのままになります)
・座位立位、横になる時の「じんわり痛み」変わらず
・歩く時の左のアキレス腱と踵の痛みは変化なし
・歩数は5400〜11000歩超え。朝の散歩+可能であれば日中の歩きも。休まず毎日歩けている
・突発的な事務作業(宛名書き)で首と頭がしんどくなる。運動とガムでなんとか凌ぐ。
・翌日は親戚のようなお店の手伝い。前日のダメージが残りつつも、4時間ほど手伝えた。寝込むまでにならなかったので、先月より進歩。しかし、整体に駆け込む。
・週末姪の勉強合宿に付き合う。問題なし。

エンド
・横になる時の「じんわり痛み」は変化なし
・歩く時の左のアキレス腱と踵の痛みは変化なし
・歩数は7000弱〜14000弱歩。1万歩前後と超えた日は3日ほど。距離が伸びてきている。
・疲労感が取れない。また、首がパキパキ音がするようになった。
・2.5HほどのPC作業でぼんやり頭痛とだるさあり。(2回ほどチャレンジ)
・コンサート2時間以上(座位)で背中と首がバキバキになる。


半年ぶりのコンサート。半身がパキパキしましたが、最後まで聴けました。若々しくて丸く広がるフレッシュな演奏に大満足でした。


Y(やったこと) ※前回までとの差分

歩き:
7000歩弱〜14000歩弱/日

整体:
2回通う。
2回目は頭のしんどさが厳しい状態だったので、調整してもらう。疲れも取れない。
「通院時のMRI検査が、前回ほどではないにしろ今回しんどかった」と伝えると、「MRIの影響もあると思います」と先生。他にはPC作業2-3Hを2回ほどコンサートの座位キープ2Hほども影響あるのかも。
問診後は背中を施術してもらうことになった。いつもの施術のほかに、初めてだったのが、器具のハンドルを握った手を前後に動かしてもらうやり方。左は動くが、右と背中の真ん中の固いところが全然動かず、きつかった…。また、頭のてっぺん左から押さえて背骨を骨盤にはめる施術もあり、ふらふらになる。最後は金魚運動15分で、これも首→頭→首というように痛みが移動し、若干しんどかった。

そして、1回目は運動。
(週の頭に運動して、活動して、週後半に調整となる流れが多い)

問診後、「運動にしましょう。ヨガとリハビリテーションの運動にして、首・背中・腰を動かします」とのこと。

ヨガが準備運動。コブラのポーズから犬のポーズを2-3回繰り返し、三角のポーズ、ラクダのポーズ(足先を立てる負荷が少ないバージョン)
ラクダのポーズは発病後初めてチャレンジしたので、できて安心した。

リハビリテーションの運動は道具を使って。
まずは、ボックスを使う運動群。
体の後ろにボックスを置いて、ボックスと腕で体を支えるのが基本姿勢。空気椅子のような感じですかね?
そこから腰を上下に10回、膝を前に出して戻すを10回、体をボックスで支えたまま左右に半円を描くようにちょこちょこ横歩きを10往復。最後の運動は「今の自分ではできないかも」と先生と話しつつチャレンジ。休みながらもなんとかできる。
上腕三頭筋に効いてくるのだが、一番は肩の後ろと肩甲骨に効く。終わってからしばしぼうっとする。

次は、吊り輪のような器具を使う運動。
台の上にうつ伏せになって、吊り輪を両手で掴んで支えとしたまま上体を起こす運動。手の幅を狭くしたままで10回、広くとって10回、片足を台から下ろしてそれぞれ10回ずつ。
「通常のよくある方法だと痛めやすいので、器具を使っています。」とのこと。確かに首への負担が少ない気がする。それぞれのやり方で効く部位が違うよう。どんどん腰の方に負荷がかかるような?辛かったので、すでに記憶が曖昧…。
お家でもできる運動を教えてもらう(また日課の運動のメニューが増えた笑)

最後はボトルを頭の上に乗せて歩く練習を。ボトルでなくて硬い紙でも良いそう。まずは立ったままでキープ→できず。しょうがないので座ってキープ→なんとかできる。最後に歩くを試す。

ミルキング・アクション 15分


活動:
外部とのやりとり含むPC作業 2-3H × 2回
コンサートに行く(座位2Hほど)
思い立って徒歩10分〜30分ほどの場所に出かける
脳外科に通院(MRI検査あり)
姪の受験サポート


モヤモヤした時は、辛いものでリフレッシュ!大豆ミートで坦々そばを作りました。お汁のレシピは「昨日何食べた?」を参考に。美味。

わかったこと(W)

変化する体、我慢は良くない
「上向くと痛い→下向くと痛い」に変わりました。自分が痛くなる動作だと思っていたのと逆の動作が実は原因だったなんて、目から鱗でした。
我慢せず診てもらってよかった。「気にしすぎかな。このくらい…」とも思っていたのですが、実際に具合が良くなかったということがわかりました。施術後は「骨盤から首まではまっている状態」にしてもらったとのこと。
体が心許なく、軽い痛みがあちこちある気がするが、しばらくしたら落ち着くはずです、きっと。

首の可動域
「手のひらを上にしてボールを持った形をイメージしてください。それが頭と首の関係です」
ほう。
「下を向いたり、上を向くというのは実は首の動きではなく、頭が回転して動いているんです。左右を向くのもボール=頭だけが回っているんです」
えー!首じゃないの…?!
「首自体の可動域は、真横に傾ける動きくらいです。これが唯一の首の動きです」
ほほう。

考えたこともなかった体の仕組みでした…!
複雑に張り巡らされた血管や、脊髄等は回転しても大丈夫なようになっているらしく、本当にびっくりしました。

「自分は頭と首、背中が上手く連動していないので痛みなどの症状が出ています。土台の骨盤や足腰を鍛えるのはもちろん大事だけど、連動して動くを作っていこうと思います」
納得しました。
自分で体の動きのイメージが持てたことによって、体の動かし方が変わるはずと思い、前向きに取り組もうと思いました。

歩く時の癖
頭の上に物を乗せて歩くトレーニングをした時の指摘から、頭上のものが落ちる時には法則性があるよう。体の癖が出てバランスが取れていない状態ということがわかる。
左足に乗って右足を出しているときは安定しているが、逆の場合は頭上からものが落ちてしまう。
「右足に重心が乗れていないのと、左の膝が曲がっていないので頭が前方に傾いて頭上のものが落ちる」とのこと。
なるほど!
早速やってみると少しマシになった。即効性あり。
踊りのレッスンではなかなかつかめなかったが、今回は癖を明確に指摘してもらうことで自分の軸っぽい感覚を感じることができました。

「おうちでも、紙を載せるでいいので、やってください。TV見ている時でもいいので」
以降、ドーバーパストリーゼ77の500mlのボトルを乗せてトレーニングするメニューが増えました。
(ペットボトルだとコントレックス1Lくらいのが安定するとのこと)


建物の角に何かいるのがわかりますか?そう、アオサギです。この建物と向かいの電柱にそれぞれ止まっていました。カップルか親子のようで、行動を共にしてました。アイキャッチ画像で2羽写っています。(小さいですが…)

次にやること(T)

朝散歩と運動(3グループ)続ける  ※継続
朝寝たまま運動セット
基本の片足立ちと回る運動のセット
ヨガのセット、半跏趺坐
背筋運動  ADD
頭上のっけ歩き ADD
歩くときや作業をするときは「前は右重心、後ろは左重心」を意識朝散歩を継続。距離を伸ばす
深層リンパマッサージを続ける

体を休めつつ、癖はいつも意識しつつ、楽しむ時間を増やす
体を休める
外部とのオンラインミーティング (気が進まず)
受験生の姪のサポートをする
英語日記を続ける

おわりに

13週目も終わり、リハビリを始めて丸3ヶ月が経ちました。
そろそろ身辺も次のステージに向かう動きが出てきたのと、体自体もどんどん変わってきているのを感じます。
(ちなみに振り回されたのは、前者の関連でです…。)

まだ新しい活動は恐る恐る試しているところがありますが、だんだん安定してくるはず。
へっぴり腰にならないよう、やれることややりたいことはどんどんチャレンジしていこうと思います。

とこれを書いているのは実は9末近かったりします。
なんやかんやと活動量が増えてきて時間を確保するのが少し難しくなりました。
ですので、9月以降は1週ごとではなく、ぎゅっと凝縮してお伝えするやり方に変えてみようかなと思います。
発病以降の記事もそろそろまとめたい、ので、内容も見直して、もっと面白くお伝えできたらいいなーと思っています。

自分でもどういう記事になるかわからないので、ワクワクします。

いよいよ秋が深まってきましたね。
食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、等々。みなさまはどんな秋を過ごされていますか?
今日もすこやかな1日をお過ごしください。

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