春色の季節 -桜 III- @千鳥ヶ淵
最終回(?)は、千鳥ヶ淵である。
ここも有名な都内の桜の名所であるため、人混みである。
代々木公園の時点で昼過ぎであったものだから、千鳥ヶ淵に着いた頃にはもう陽がだいぶ傾いていた。
黄昏に沈み始めた公園には、一際ひとの集まる桜が1本。
淡い色合いとむせ返りそうなくらいの”春”が、そこにはあった。
少し遠くをみると、国会議事堂がみえる。
そして、すっかり陰になった半蔵濠とすこし霞んだ摩天楼。
望遠の圧縮を狙ってみた。
また歩き進むと、ビルの間から射した光に照らされた桜。
このときですでに、今年の桜もそろそろ終わりというような状況であったが、その最後の華やかな姿を見られたのは非常に嬉しいものがあった。
この場所では恒例の、千鳥ヶ淵のボートもやっと見られた。
また、来年。次の”新しい季節”で。
おわり。
おまけ
途中、イタリア文化会館の前を通ったのだが、そのときの一枚も。
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