飲食未来の大きな3つの型
今後の飲食業界は、大きく3パターンに分かれるとみてる。
*夫婦家業
*少人数雇用店舗型展開チェーン
*カリスママネジメントガストロノミー
〜夫婦家業型〜
財務を理解して身の丈経営が出来れば日常価格ニーズ常連客と長く続く可能性
〜チェーン型〜
店舗はロボット、AI、無人化
本部にはヘッドハントされた腕の立つ料理人+理数系店舗設計チーム+経営陣
〜ガストロノミー型〜
プロ化が進む。ただし責任者(シェフ、ソムリエ、マネージャー)になり、名が知れ渡った者だけが集客出来る。
一軍スタメン=責任者(ただし超過労働、高ストレス、国民平均収入以下)
二軍補欠=それ以外の者(薄給)
三軍は無し=転職を迫られる
ポイント
まだまだ今現在で人々の意識はリアルとネットを分けたがっている。(くっつけたがっている)
しかし、ネットこそリアル体験であり、食はフィジカル体験とリアル体験の融合の局地。食はエンタメ位置として新しい楽しみ方としての付加価値情報を望んでいる特定の顧客層にピンポイントで届けて、初めて顧客の来店動機になる。
味は当たり前。
サービスは当たり前。
店内環境は当たり前。
最大安全性が考慮された空間で、独自で最高のエンタメ提供があって顧客の時間(お客様の人生の一瞬)に幸せと豊かさがうまれる。
その感動の大きさで価格が決まる。
お店というのは、
味がわかり
鍛錬を積んだお笑い芸人の様に人の心を動かし
アスリートの様に強靭な肉体を保ち
自衛隊の様に危機管理能力が必要で
科学者の様にロジカルに冷静に考えられる頭脳がなくてはならない。
1人でやるか?チームでやるか?企業としてやるか?
忘れないようにしているウォーレン・バフェットの言葉がある。
「ルールその1、絶対に損をしない事。
ルールその2、[ルールその1]を忘れない事」
「顧客を幸せに出来ない企業は消えてゆく。
ビジネスとは幸せを売る事だ。」
「自分に今、ないものと必要でないもののために、今、あるものと必要なものを危険にさらすな」
そして、僕の考え。
飲食業界は数千年という長年の積み重ねで、今の状態がある。それを鵜呑みにして作業をしてしまうと今後も他の業種からはるかに遅い発展の仕方になると思う。
各店舗、企業、職場、店の責任者が
経営(全般)
財務(各分野把握と全体バランス)
味(自己鍛錬と継承の把握と個性)
マネジメント(各分野具体的分けと明確な責任所在地)
労働環境(和)
労働時間(より短時間化)
効率作業(各分野クオリティアップ継続とシンプル化)
料理技術(人間能力反復鍛錬と機械化分別)
サービス能力(チーム親睦力と能力向上と個性)
飲食文化(受け継ぎと引き継ぎ、発祥と時間過程の記録)
精神面(波風立たず穏やかに)
危機回避(人の命を第一に)
まだまだ沢山挙げられるが、各分野にて考えなければならない事はたくさんある。
僕自身、まず、今やっている事を否定することから始めている。
今の人生は過去の自分によって成り立っている。
その自分自身も認める。
しかし、よりよくする為には、
「本当にそれでいいのか?」と
一つ一つの事を常に別々に問い続ける。
過去の自分を褒めつつ、
今は、過去を土台として、いるもの、いらないものを分けて考えている。
僕は何をやりたいか?を繰り返してきて、今の自分があると思う。
やりたい事を突き詰めると、理不尽な責任でがんじからめになってしまう。そこで大体の人達が立ち止まってしまう。もしくは過去の判例を出してきて楽をしてしまう。転職する。業種を変える。となってしまう。
今も昔も、大多数の人達は隣の芝生が青く見えてしまうのだ。若い子達が飲食業界から脱出し始めている。
もちろん隣の芝生は青いよ。
しかし、すでに陣取りゲームで全て持っていかれた後だよ。
他人が育てて青くした芝生を楽に取ろうとしたって無理だよ。
自分の人生を青い芝生でいっぱいにする事の出来るやり方は、
「自分の能力は自分で上げなければならない」
自分の好きなことで生きていく為には、
それ以上の責任を果たさなければならない。
コ◯ナのせいって、誰かのせいって一ミリたりとも考えた事ないよ。
ちなみに僕はラッセを、3つのどの型にも当てはめて考えてないよ☺️
http://lasse.jp/
また次回。