【堺シュライクス】開幕戦勝利!歴史的な1日
やはり、雨
3月30日、雨が降り続いた。初めての練習の時も、オープン戦の時も、オープン戦初勝利の時も、前日は雨だった。
水はけの悪い花園のグラウンド、試合はできるのかと心配したが、入場するとグラウンドは整備されていた。試合はできそうだ。
セレモニーが始まる。
仲木威雄リーグ代表の挨拶からはじまった。
晴天の中整列した4球団の選手たち
そのまま06ブルズ対和歌山ファイティングバーズの試合が始まった。
その間堺シュライクスの選手、兵庫ブルーサンダーズの選手は試合を見たり、思い思いに体を動かしていた。
試合を見学するナインたち。あくびをしているのは荒瀬修平です
12時ごろからアップ。
ハートマークを作る運動、ではない。
13時30分ごろ。スタメン発表。また雨が降ってきた。
堺の開幕投手は吉田亘輝、対する兵庫は三山篤郎。昨年の最多勝投手。1月に18歳になったばかり。オープン戦でも堺に投げており、その時は1安打に押さえ込まれている。
その投手相手にどう戦うのか。初回から試合は意外な方向に進んだ。
猛攻
初回、吉田が先頭打者の今井寿希也にヒットを打たれるが、その後をしっかり切る。
すると、1回の裏。
1死から謙太がエラーで出塁。中道が死球を食らうと、神原がライト前にタイムリーヒットを放つ。
シュライクスの初安打、初打点を放った者として名前が刻まれる神原裕司
さらに松本聡、鶴巻璃士にもタイムリーが出た。
次の回にも中道のタイムリーツーベース、3回にも真路のタイムリーで追加点を挙げた。
今日は風が強く「中道はホームラン2本損したな」とは夏凪代表の談
タイムリーの真路。オープン戦から内容のいい打撃が続いている。
三山は3回で降板。まさかこんな展開になるとは全く予想できていなかった。
その後も、黒田優斗、吉田慎之介相手に攻撃の手を緩めない。
とにかく打線が繋がる。隙を見て盗塁もする。吉田が6回に集中打を浴び4点を失うが、直後にすぐ取り返す。
7回に野井優星、8回に安田旺昌が登板。流れを渡さない。
そして9回。斉藤力がマウンドへ。
点差が離れ、かつ雨が降り、寒い状況。難しいシチュエーションだったと思う。2失点したが、このゲームをしめくくった。
目を真っ赤にして泣いたようだったのに、「これは花粉症です」と言い張る松本オーナー
こうしてついに公式戦初勝利をつかんだ堺シュライクス。細かなところで課題はあるかもしれない。ただこのチームに打ち合いの展開に持っていけるとは思ってもいなかった。きっと行くところまで行けるのではないか。
次の試合は来週、住之江公園野球場で今回と同じ兵庫ブルーサンダーズとの1戦だ。相手も今日の試合で色々変えてくるし修正してくるはず。連勝できればこの上なく幸先がいい。
余談
ユニフォームが手元に届きました。
XOサイズ。今日は厚着だったのでちょうどいい。着心地もいい。
夏凪代表に「小さくないか?小さかったら上のサイズ作るからな、金は払えよ!」と言われた。大丈夫です。お金は払います。
(あと他の人には「〇〇様」と付箋が貼られていたのに、私には「サジー」とだけ書かれていた。)
チームとしての雰囲気も上々!
12時の集合に遅れてきた藤江コーチ。「えっ、試合って13時からですよね?」と完全に入り時間を間違えたたために、大西監督に「お前もアップ走ってこい」と言われる羽目に。
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