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【関西独立リーグ開幕前戦力分析】06ブルズ編

超強力打線は今年も健在

2018年は三冠王を獲得した孫入優希、最多安打と盗塁王の上村健斗を筆頭にとにかく打ちまくった。その反面守備が乱れることが多く、投手陣もとにかく打たれた。
3割を打った三崎太朗の引退、長嶺拓未、和田一晟の移籍もあったが、今季も強力打線は健在。投手野手共に昨年の主力がほぼ残っており、オープン戦では4試合連続二桁得点も記録した。投手力と守りを整備して行けば、優勝も見えてくる。長年チームを指揮した村上隆行監督から監督も交代。村田辰美采配にも注目だ。

投手陣

先発の中心になるのは今年が高校3年生イヤーとなる宮前晴輝。さらにエース西尾瞭太、杉本光希が控える。

宮前は昨年代表デビューするとソフトバンク相手に無失点に抑える好投も披露した。今季何事もなく、好成績を残すことができればグッとNPB入りも近づくはずだ。

中継ぎ以降も中西裕樹、白戸颯らが健在。さらにルーキーの草間サトル、川口陽太郎、奥西亮介、古家大裕らもオープン戦で好投。層を厚くして一人にかかる負担を減らしていきたい。

打撃陣

孫入を中心に強力打線も健在。雄一、永田雅樹、野元仁、出口航平らどこからでも長打を打て、塁に出れば走ることができる布陣となっている。

特に四番に座ることが多くなるであろう孫入の前にいかに走者を置くかがポイントになるだろう。そのためにも前後を打つ上村、出口、永田らの出来が重要になってくる。

また、守りの面で雄一が内野を守ったり、出口が外野に行ったりサードに行ったりするなど、たくさんのことを想定できるオーダーが組めるようになったのも大きい。

その他注目ポイント

オープン戦で打撃絶好調だったが、投手陣もそれなりに点を取られているのが気になるところ。その点をどう改善していくのかが1年間戦う上でのポイントとなる。
今のところはムードもすごくよく、村上野球の延長線上を走っているように見える。昨年もあったがチームのムードが停滞した時にどのように打開するか、ここが村田監督の腕の見せ所となる。

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