【試合詳細記事風】堺シュライクス4-6 06ブルズ
住之江公園野球場にて
堺シュライクスは1点ビハインドの6回、松本のタイムリーで追いつくと、2点を勝ち越された8回に辻田の3ランホームランで勝ち越した。
9回2死から吉田が出口に2打席連続となるホームランを浴び逆転を許した。
06ブルズは8回まで川咲。9回は草間が3人で締めた。
堺は斉藤が8回3失点の好投を見せた。
球団創設初ホームラン
3試合目にして堺に待望のホームランが生まれた。
打ったのは辻田寛人。堺の地元チームである堺ビッグボーイズ出身の選手だ。
オープン戦では主にDHで出場、4番を打つ機会もあったが、開幕戦、2試合目と途中出場が続いた。
この日は6番ショートで先発。その起用に応え、見事に球団初のアーチを住之江のライト後方の夜空にかけた。
この日はスタメンを大幅に変更し、鶴巻、謙太、佐藤将が外れた。代わりに平岡、拓人がスタメン入りするなど、依然ポジション争いは激しい。辻田のこのホームランは内野陣に刺激を与える一発となるか。
◆辻田寛人 コメント
打ったのは多分ツーシーム。感触とかはあまりよくわからなかったのでまさか入るとは思わなかった。ホームランになったことは嬉しいです。
「力」投
先発の斉藤が8回3失点の好投を見せた。開幕から2試合はリリーフでの起用となり安定しなかったが、この日は8回を5奪三振と、素晴らしい投球を見せた。
次回の起用は未定だが、左のエース格として今後も期待したい。
悔しい初スタメン
拓人が9番DHで初スタメンを飾った。
結果は無安打と死球が一つ。
死球を受けたあとうずくまり、周囲を心配させたが、すぐ起き上がり一塁に猛ダッシュ。心配してコールドスプレーを持ってきた村上を追い返すなど、影響は軽微なようだ。
身体能力はチーム随一の若手外野手。出場を重ねて今日の悔しさを晴らしてほしい。
◆拓人 コメント
(初スタメン起用に)緊張していたわけではなかったが、初球から狙おうと気負いすぎ、ボール球に手を出してしまった。悔しいです。