日々の暮らしと音楽と〜京都の本屋で見つけた面白い本をアン・サリーを聴きながら読んでみる
京都に移住して最初に住んだ街
一乗寺
理由は3つ
OBJ・ラーメン・恵文社
25歳にして初めての一人旅は京都。
OBJで眼鏡を作るのが目的。
知的でエッジの効いたOBJ waterを人生初の眼鏡として購入。
埼玉県民がMADE IN KYOTOを手に入れたメモリアルデイ。
そして帰りに食べたラーメンは珍遊。
関東にある京風ラーメンはフェイクだと悟った。
その帰り道に寄ったのが恵文社。
夜の8時ぐらいだったと思う。
平積みされている本ではなく本棚にひっそりと佇んでいた星新一訳のアシモフの雑学コレクションを買ってみた。
これは正解。
今でも家の本棚にひっそりと佇んでいる。
そんな恵文社には京都に移住してからも一週間に一度は立ち寄るようにしている。
普通の本屋で平積みされているような本はないが、ここでしか出会うことができない本がある。
最近はミニマリストぶって本をあまり買わなくなってしまったが、たまに後ろ髪を引かれるような本に出会うことがある。
それがこの本。
まずジャケットから期待させる。
そして帯に書かれていたのがこんな働き方、誰も教えてくれなかった。
働き方改革に物申す内容なのか?
年功序列、平成な働き方にクエスチョンを投げかけている自分としてはどんな働き方なのか気になる。
思考時間は店内ぐるっと一周してみて5分弱。
購入してみた。
この本は著者が実際に働いている喫茶店での出来事が描かれたエッセイ。
プロローグの一行目からグッとくる。
文体のテンポが良くてコミカル。
無礼な人や迷惑な人は出禁にしてもいいというのが当店のモットーであるらしい。
昔、裏原宿で受けた塩対応を思い出す。
おもしろい話、過激な話、ちょっといい話、常識的な話など様々な日常がグッとくる。
ただ題名にもあるとおり常識のない喫茶店での話。
この本をスタバで読みながらそっとカウンターを覗いてしまった。
あだ名とか付けられていたらどうしようって心配になったから。
アン・サリーのデビュー作。
内容はボサノヴァ、ソウル、ポップス、バラードなど多岐にわたる名曲のカヴァーアルバム。
ジャンルが不揃いなのにこの統一感はアンサリーの透明感ある歌声のおかげ。
初めて聴いたのはタワーレコード渋谷店の店内。
ブランニューヘヴィーズの名曲「ミッドナイト・アット・ジ・オアシス」が流れていた時は耳を疑った。
この心地良いアレンジは誰?
店内のナウプレイングに映し出されていたのがこのアルバム。
購入するのに躊躇いはなかった。
部屋の居心地を良くしたい時によくかけるのがこの曲。
今はリラックスしたい時にAir Pod Proでよく聴く。
リラックスして本を読む時には間違いなく聴く。
そんなアルバム。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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sazmism-kyoto 京都で軽めに暮らす