ルギアVSTARの構築方針 ~先2アーケオス2体は必須なのか~
いつものスピード考察シリーズ。今回はレシピの具体系というよりも、どのような方針でデッキを作るかを考えていきます。
机上論+1人回し1時間くらい程度の考察です。
・アーケオスに依存しきる構築は厳しい
まず、特にアーケオスを立てる手段がVstarパワーのみの場合、アーケオスが常にいることを前提としたデッキにはできない。何故ならアーケオスを立てるチャンスは限られているからである。
具体的には、「先2でVSTARで1匹だけ立てたアーケオスが返しで狩られたらエネ供給の手段が無くなって詰んだ」みたいなことは防がなければならないということである。
具体的には月光手裏剣の連打とかはあまり強くなさそうである。
また、特殊エネはトラッシュから再生する手段がロクにないことも考えると、エネをガンガン消費する方針(非エクの手数で戦ったり、エネトラッシュ技を連打すること)はアーケオスには向いてなさそうである。
とりあえず、以下では「ルギアVSTARをしっかりと使う」ことを考える。
”先2アーケオス2体立て”は必須なのか
例えば、先2でアーケオス1匹立ててルギアを完成させ、後2でアーケオスが狩られた場合を考える。
返しでは無傷のルギアVSTARが残るわけだが、ここでルギアが相手の攻撃1発耐えると仮定した場合、次のルギアを出すまでには
・先2で手貼り権が余ればそれ
・アーケオス倒れた直後
・ルギアVSTAR殴られた後
・ルギアVSTAR倒された後
で最大4回の手貼り権があることになり、ターボエネの存在も考えると現実的に次のルギアが用意できると考えられる。
こうしてルギアを2匹立てられれば、3匹目のアタッカーを立てずとも、最初に殴る1回と2匹のルギアが4回攻撃される前の4回で、5回の攻撃チャンスが生まれる。200強の威力の技を5回宣言できて、これに何かしらのサブアタも絡ませられれば汎用的な試合での勝機は十分であろう。
さて、ここから先2でVSTARする場合のアーケオスの必要な数を考える。
上記の例では現実的にルギアを2匹動かせるとはいえ、手貼り権が拘束されやや不安定な点、相手に無傷VSTARがワンパンされると破綻する可能性がある点を考えると、アーケオス1体立てを前提としたプランニングは不安定と言わざるを得ない。月光手裏剣などで攻撃回数を節約されても同様に厳しい。また、うねりの扇が流行ったらかなりしんどい。
一方で、上記の例は下振れであり、実際にはアーケオスが2匹立ったり、アーケオスが無視されるターンが生まれたりすることが多いと考えると、「たまにアーケオス宣言が1回しかできない試合がある」程度のことは許容できる、言い換えれば「何があっても先2で100%絶対にアーケオス2体立てるデッキ」にする必要はなさそうである。
つまり、2ターン目にアッセンブルスターする場合は、アーケオス2体立てを目指すのが望ましいが、義務ではない。と言うことができる。
・アーケオスとの向き合い方
また、そもそも先2でアッセンブルスターする必要はない、と考えることもできなくはない。(直近で出たギラティナVSTARについても、”先2ロストインパクト”を目指す方針はハズレということがほぼ結論付けられた。もう誰もリーフィア使ってない、、、)
良い感じのサブアタがいればそれを先鋒にしても良いし、3ターン目位からゆっくりアーケオス2体立てて、耐久を絡めながら捲っていくプランでも良いだろう。
あるいは、基本エネを投入して、アーケオス以外のエネ加速を用意するのも手ではある。アーケオスが山から引っ張る効果なため、特殊エネが山盛りに入っている必要はないと考えらえる。やるならやっぱりメロンになるのかなあ、、、
草案
前のめりめに組んでみました
Vガードサーナイト込みで実質HP330が200強の打点を連打、たまにベルトパワ無とか絡めてVとかVSTARワンパンできればサイドレース勝つんじゃね~って方針。
1か月後のパックのカードだし草案だしなので、特に特定のメタゲームや環境デッキを意識しているわけではない。