【備忘録】ORASトリプルフリー
ORASトリプルフリーを遊んだ記録をここに記します。
生粋のトリプルバトラーというわけではなく、半年に1回くらい遊びに行くくらいの距離感でしたが、それでも楽しませていただきました。
【予防線】
戦術、構築共に至らない点があると思います。ご了承ください。
構築
構築経緯
当時(2022夏)私はポケモンカードの人でした。
さて、ポケカには『RENGEKI』というカテゴリがございます。
ざっくり言うと、「連撃の型ウーラオスと一緒に修行してるポケモン達」といったところでしょうか。
ポケカでデッキを組むために、『RENGEKI』の強いカードを探してカード検索をしていたのですが、そこに”彼ら”はいました。
そう、ガルニンフですね。
元々トリプルフリー(特にコンセプト構築)に関心があった私は思いました。「連撃ポケモンでトリプルの構築作ったら、割と戦えるのでは?」
こうしてトリプル参入と構築のコンセプトが決まったので、他の4匹を決めていきました。
まず、オクタンはすぐに確定しました。
というのも、ポケカで連撃デッキを組むと、高確率でオクタンがデッキに入ります。つまりオクタンは連撃ポケモンの重鎮といえる存在です。
ゲーチスパにおけるサザンドラのようなものです。流石に外せません。
また、オクタンの性質上、トリルパという方向性が定まりました。変幻自在のスピードで戦う様が「RENGEKI」のコンセプトにも合いますね。
残りの3匹は
・フェイントできるトリル要員のカクレオン
・爆発での盤面整備と鋼枠のメタグロス
・威嚇枠が強いらしい+電気打点が欲しかったのでレントラー
となって完成!
基本の動きは「序盤の爆発で盤面掃除⇒トリルアタッカーで暴れる」
たまにトリルせずにサイクル戦をします。
ポケモン個別解説
ニンフィア(スキン、冷静)@精霊プレート
ムーンフォース/ハイパーボイス/みきり/でんこうせっか
トリルアタッカー個体。「トリプルの強いニンフィア」が楽しめて良かった
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オクタン(スナイパー、冷静)@神秘の雫
しおふき/ハイドロポンプ/冷凍ビーム/まもる
トリルエース。先制技によく屈していた。
勿論ブン回った時の火力は満足いくものだった。
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ガルーラ(きもったま、陽気)@メガ石
不意打ち/けたぐり/捨て身タックル/ねこだまし
陽気ASのオーソドックスなガルーラ。
元々は猫要員として初手選出されていたが、猫だまし1回のみの仕事量で味方の爆発でメガガルーラを使い捨てる展開が頻発したので後発。猫と不意打ちでトリルエースを守ったり、トリルが駄目そうな時のサブプランで動いていた。
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メタグロス(クリアボディ、意地っ張り)@保険
アイアンヘッド/思念の頭突き/大爆発/守る
序盤の爆発で盤面整理しながらエース降臨させる。
また、余裕があればカクレオンの影うちで弱点保険を起動する。
「味方殴りでのギミック起動」「序盤の爆発」等、トリプルでやりたかった要素を欲張りに取り込んだロマン枠。
初手に出てくるガルドやナットに屈することが多かった。
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カクレオン(変幻自在、のんき)@お盆
フェイント/かげうち/トリックルーム/あまごい
トリル要員。
「影うちでグロスを殴って保険起動しつつ、変幻自在でゴーストタイプになり爆発を透かす」動きに美しさを感じていた。(最初からテレパシーやゴーストタイプのポケモンでやった方が良い)
火力を盛りたかったので雨乞いを採用。これが相手の天候の破壊に大活躍した。
最大の反省点はトリル後/トリルしない展開で暇すぎた。
フェイントを打つ仕事あるし、1ターンは雨乞いで潰せるから…と甘い想定をしており、特にフェイントを過大評価していた。サマヨールのナイトヘッドが強いワケだ。
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レントラー(威嚇、意地っ張り)@チョッキ
ワイルドボルト/氷の牙/バークアウト/ボルトチェンジ
最大の反省枠。
「威嚇枠が必要らしい」という漠然とした認識と、アローや水タイプへのタイプ相性上だけの有利不利から連れてこられ、数々の悲しみを背負わされたポケモン。
例えば…
・大きな役割の一つがアロー対策だったが、言うほど対策にならなかった
・アローを倒せるよう、意地っ張りかつ努力値をAに多く回した一方で、バクアとボルチェンばかり打っていた
・意味不明に爆発に巻き込まれていた
といったところ。
一応、威嚇とバクアをまき散らせるのは強かった。
反省点
・相手の鋼枠が非常に重かった。特にナットレイに手も足もでなかった
・直接的な相性補完やバランスありきでポケモンを選び、「パーティに必要な役割」に従うことをおろそかにしていた部分が大きかった
トリプルバトルの感想
「見てるだけよりも、当事者になった方が楽しいこともある」と強く感じた。端くれとはいえ、実際にトリプルを遊ぶことでトリプルフリーの文化に対する見方が変わり、観戦などの楽しみの質も高めたはず
育成を始めてからは(勿論多少の手間はあるが)想定よりすんなり進んだので、やはり何事も踏み出す最初の一歩が肝心だな…と
最後になりますが、様々な形でトリプルバトルの楽しさを伝えてくださったトリプルバトルプレイヤーの皆様、本当にありがとうございました。
末端ではあるものの、この魅力的なルールと、そこに息づく素敵な文化に触れられて、非常に幸せです。