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ラジオの大喜利の考え方
テレビやラジオでよく行われる『大喜利』。
ビシッと決めた時は本当に気持ちがいいですよね。
そこでラジオでの大喜利で私が気を付けていることをいくつか紹介します。
こうやれば上手くできるとかのテクニックの話ではございません。
テクニックは各々磨いてください。
1・お題の意図に沿う。
それはそのままです。
最初からお題と関係のない回答はちんぷんかんぷんで意味が通じません。
なので、最初はベタベタのベタな回答から出していきましょう。
よく『発想を飛ばして』とかありますが、それは経験を積んだ人がやってこそ出来る世界観だと私は思います。
2・言葉は短く
お題の回答はどうしても長々と書きたくなります。
長々と説明してもその説明がきちんと伝わることはありませんし、逆に想像しにくい場合もあります。
そして回答としても読む時間が長くなるので間延びがします。
なので短く言いきる形の回答で、あとは受け取り側のイメージにお任せしましょう。
短く言いきってしまえばこちらとは全然違う意味合いで受け取り側が「面白い」と思うことがあるからです。
ただ、短くする分イメージしやすい言葉選びや単語選び、ワードセンスは必要になるかもしれませんが、ライブやテレビのフリップに書く大喜利とは違い、ラジオでの大喜利は比較的熟考できる大喜利だと思います。
瞬発力を必要とする大喜利でなければ、調べて同じ意味合いでも面白く伝わりそうなワードをチョイスし、ワードスキルを磨いてもいいのかもしれません。
ちなみにオリジナリティーを出したいために自分なりの言い回しや言葉を使いたくなりますが、そんな言葉は言われてもキョトンなので大喜利では使わない方が無難です。
3・違和感を大切にする
ふかわりょうさんが昔ラジオで『自画像に落書きをする時、色々書き込むよりも、どこか1ヶ所にホクロをつける。それだけで違和感を感じ面白くなる』とおっしゃってました。
確かに自画像に落書きをする時、面白くしようと色々書きすぎると、逆に何が面白いのかわからなくなるものです。違和感は身近に感じることの出来る笑えるポイントなのかもしれません。
4・面白そうなワードはとりあえずくっ付けてみる
これは単純です。
ワードをただくっ付けるだけです。
『テレビ』+『ビデオ』=『テレビデオ』的なやつです。
【ビジュアル系バンドが泣く泣く断念したバンド名は?】的な時に使いやすいやつです。
これは単純なだけにセンスが必要。
なので、適当にお題を考えて練習してみるのもいいと思います。
5・ゼロから出た感性は大切にする
最初の方にポンポンと出た回答は面白くてもだいだいみんな書いてたり思い付いたりする回答だったりします。
一定の数を出して、出ない出ないともがいて出た回答は大喜利の宝だったりするので大切にしましょう。
ラジオで採用されがちなのはこの類いだったりします。
最後にお題をひとつ。
【自分自信で闘魂注入することで倍の時間戦えるようになったウルトラマン、4倍の時間が欲しい時に何をする?】
回答は各々の心の中で。