香りが強いので、1滴から始めたい精油。
こんにちは、さざなみきょうこです。いつもお読みくださいまして、ありがとうございます。
今日はこんなツイートをしましたので、まとめました。
香りが強く、1滴から使い始めたい精油を、思いつくまま挙げてみました。
いわゆる「ブレンドファクター」とは異なりますが、重なるところが多いと思います。
もしお部屋での芳香浴に使う場合、1滴にしておくことをおすすめします。2~3滴出してしまったとき、その精油の香りがしばらく残ります。
分類:ハーブ系、五十音順
・クラリセージ
・シトロネラ
・ゼラニウム
・パチュリ
・ベチバー
・ペパーミント
・メリッサ
・ユーカリ・グロブルス
・ユーカリ・ラディアータ
・ラベンダー
・レモングラス(東インド型、西インド型)
・レモンユーカリ
・ローズマリー(シネオール、ベルベノンなどケモタイプも含む)
分類:フローラル(花)系、五十音順
・イランイラン
・カモミール・ローマン
・カモミール・ジャーマン
・ジャスミン(Jasmine officinale 一般的なジャスミン)
・ジャスミン・サンバック(Jasminum sambac 茉莉花、ジャスミンティーに使われる)
・ネロリ
・ローズ・アブソリュート
・ローズ・オットー
これらはもちろん良い香りですが、「その香りだけが印象に残ってしまう」のです。さらに、特に花精油は、それぞれをブレンドするとお互いの良い香りを打ち消し合ってしまいます。(例:ネロリとイランイランなど)
例えば、ハーブ系のシトロネラについてお話しします。最近は市販の虫よけスプレーに使われることがありますね。
私がアロマテラピーを始めたころに専門店で買った、1~2mlの3本セットに入っていました。そこでシトロネラを一気に何滴もティッシュペーパーにつけてしまい、しばらくの間自分の部屋がシトロネラの香りだけになってしまったことを思い出します。
そういうこともあり、強い香りを特にご自宅で使う場合は、まず1滴から使うことをおすすめします。
何かご参考になれば嬉しいです。
さて、日本ではアロマテラピーは医薬品ではありません。(保険適用外の外来で使用している病院はあります。)
精油は日本では「雑貨」扱いです。
特にここ数年、「外国では〇〇のように使っているから、あなたもそう使うといい」、「●●のブランドはメディカルグレードだから飲める」「医療グレードだから直接肌に使える」という誘い文句をSNSや個人のブログでよく見かけます。飲めません。直接肌に使えません。
私達は、日本国の法律(医師法・薬機法など)に基づいて使いましょう。
最後に、いつものお願いです。
※精油を使うときに注意していただきたいこと
精油を直接肌につけたり、飲んだりしないでください。あの1滴1滴にたくさんの化学成分が凝縮されていますので、あなたの肌や内臓を痛めてしまうことがあります。
もし肌についてしまったら、すぐに水道の水をたくさん出して、精油を洗い流しましょう。そして万が一、かぶれたり赤くなってしまったりしたら、皮膚科を受診してください。その際は、精油を持って行ってくださいね。よろしくお願いいたします。
ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。