RX10m4を持って動物園に行ってきたよ
ワタシは15年ぐらいなんとなく一眼レフやらミラーレスやらを取っ替え引っ替えする生活をしてたんだけど、中年の体力低下に勝てず(まぁ鍛えてないから仕方ない)、今年春の韓国旅行で「一眼とレンズ2本も持ってると肝心の旅先での行動力が落ちる!」と思い知らされ、全部売り払ってSONY RX100とRX1Rm2を手に入れた。旅カメラはRX100で軽快・便利に、もうちょっとカメラ趣味的なフォト散歩はRX1で.と思ったのだ。
たしかにこの2つは、それまでフルサイズ一眼を使っていたワタシでも満足できるぐらいコンデジとしては高画質・高機能で、ワタシレベルならこれで十分な感じだった(むしろセンスと技術がなさすぎて撮りたい写真にならない方をどうにかしろよって問題で…)。
でもね、望遠200mmではちょっと物足りない場面が出てきてしまったのだ。それはお祭りと動物園、たま〜に電車。
しかし一眼カメラに逆戻りしてバズーカみたいなレンズを持ち歩く根性はない。そもそも三脚がキライな時点でおわっている。かといって高倍率だけを売りにしたコンデジにいい思い出はないしなぁ…。
いくつか調べて「これなら携帯性と写りのバランスが良さそう」と思えたRX10m4を購入した。
発売から6年も経つカメラだけどね。でもまぁ近年は一眼以外は新しいのがなかなか出ないから仕方ないよね…。
動物園で使ってみたろ!というわけで、今まで訪れたことのなかった埼玉県こども動物自然公園に持っていってみた。
いつもRAWで撮っておいて、何かに使いたい写真だけiPadでわりと雑に現像してたので今回もそのスタイル。
このカメラ、金網の向こうにピントを合わせるのが結構大変…。フレームを1点にしてもその1点が結構でかいのよ。MF使えばいいんだろうけどワタシは視力が矯正不能レベルでダメダメだし、動き物だとなおさら難しいわけで…。
やはりセンサーサイズが小さいので、一眼カメラにゴツいレンズをつけたものと同じクオリティというわけにはいかないけど、光さえ十分にあればかなりいい感じに撮れることはわかった。明るい場所で超望遠が必要ならこのカメラ、暗い場所で撮る時は、望遠をなんとか200mm相当で妥協してRX100m7を使うのがいいかも。
それと、今回最初からRAW現像ありきでJPEG撮影をまったく試さなかったけど,高感度の厳しい条件の場合は自分で弄るよりカメラ任せの方が綺麗に処理してくれたりするから、次からはRAW+JPEGで撮ろうかな。
現像はこれまでDarkroomというiPadアプリでやってたんだけど、今回Photomatorというのをお試ししている。どちらのアプリもiPadの写真アプリのデータを直接読み込んでくれるから、Lightroomのカタログとかいうシステムが嫌いなワタシでも使いやすい。
PhotomatorはAIを使った自動補正がかなり優秀で、そこに手動の調整を追加していけばいいからラクだ。写真上のゴミや不要なものを消す機能もあるのが便利だ。
Darkroomはセレクトがしやすいのと角度補正機能があるのがいいなぁ。
…つまりどっちも一長一短ってこと…。
あとPhotomatorは買い切り価格が15000円とお高いのも難点。
サブスクもあるので1〜2ヶ月はサブスクで様子みて、使うようなら買い切りにするかも。
話が逸れたけど,広い敷地で動物を飼育していることが売りの動物園の方が、よりこのカメラを活かした写真が撮れるかもね。今度は多摩動物公園とか富士サファリパークあたりに行ってみるつもり。