歌うボイボ調声解説・中国うさぎのオリジナル曲を作ろう!!
新曲製作中!
こんにちは、こんばんは。ボカロ(広義)Pのさざなみです。
この記事では、歌うVOICEVOXの自分なりの調声方法を紹介したいと思います。参考になるかどうかわかりませんが、少しでもお役に立てれば幸いです。
現在、以前公開した楽曲「制御系ループ(Loop ver.)」のfull ver.を製作中です。
▼制御系ループ(Loop ver.)▼
中国うさぎって知ってますか? 知らない人はYouTubeの検索欄で検索し、上の動画のサムネの巫女さんを探してください。だいたい豆に追っかけ回されてます。ここでは簡単に紹介だけ。
中国うさぎのプロフィール
中国うさぎ、トークソフトとしてはYouTubeでずんだもんの被害者として有名になりつつありますが、ボカロ(広義)としては知名度は高くない方だと思います。2024年1月時点でソングソフトはUTAU音源しか提供されておらず、その上正直キャラクターの声に似ていない。
そこで今回は「無料で使える中品質なテキスト読み上げソフトウェアVOICEVOX」を使うことにしました。
VOICEVOX調声術
VOICEVOXを歌わせるにはかなりの労力が要り大変です。ただ、公開から月日が経って改善されてきつつあるのは確かです。ここであげるのは僕なりのやり方なので、もっといいやり方があるに違いない。
まずするのは、VOICEVOXを立ち上げて…、ではなくフリーソフト「りぞりぷと」を立ち上げます。てきとさんが製作されたソフトです。
▼りぞりぷと"Voicevox Sequencer" 機能紹介動画▼
ダウロード方法と使い方は動画見てください。現状ボイボを調声するのに便利なソフトといったら個人的にはコレです。
▼音程と歌詞をぶち込む▼
音程と長さと歌詞を入れないといけないので結構めんどくさいのですが、これなしだと音程の計算からやらないといけないので無いよりはましです。
これができたら一旦DAWにはっつけます。
ここで、母音がノートの頭にくるようにタイミングを調製します。(多分りぞりぷとは多分子音の長さを考慮していないため。)
ここの作業はあとでもいいんですが、vocalshifterのタイミング調節機能は使い勝手が悪いのでDAWの機能でやってます。
次にブレス音を入れます。
中国うさぎの場合、へろへろ音源にして、「はあ」とか「へえ」とかでうまくいきます。息っぽい声が鍵です。合成できたら適当な位置にブレス音を配置していきます。
出来たらボーカルだけを出力し、vocalshifterにぶち込みます。
vocalshifterさえあれば音声加工で出来ないことはありません!(過言)
調声は得意ではないですが、中国うさぎの息っぽい声の場合ごまかせます。やったね! このあと、DAWに再びぶち込み、ハモりつけてエフェクトかければ完成です!
私の場合ここまでで一曲四時間くらいかかります。集中力が無いのも原因ですが、もっと簡単に調声は出来ないものか!!!
そんな皆さんに朗報があります。
ハミング機能実装予定
気づきのいい人はおわかりいただけたと思いますが、
今までの作業、要らなくなるくね?
てなわけで長々と書きましたが、あと一ヶ月もない内にこの記事の意味は無くなります(泣)。やってくれたなヒホさん。実装はよ。