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【30代後半妊婦の記録①】不妊通院~妊娠発覚まで


今年の春、生理予定日ちょうど頃なんかうっすらいつもと体調が違うな?とふと思った。
あと何ともいえない野生の勘みたいなものがありつつ、いやそんなまさかと思いつつ。
それが最初の気づきだった。

というのも私が結婚したのが36歳。

我々夫婦の結婚当初の子供に対する希望は「できれば欲しい、でも自分たちの生活や年齢もあるので、無理だった時は2人で楽しく暮らす」。

入籍後すぐ近くのレディースクリニックでブライダルチェックを受けてから順々に色々検査を受けた結果
36歳で子宮内膜ポリープあり、
37歳で低AMH、子宮筋腫あり
が次々と発覚したのが私のからだ。

「子供はできればほしい」という方針でいつつも、自分の中では内心「不妊治療が必要な場合はできる限りのことはやりたい、じゃないと後に自分があの時もうちょっと頑張ればよかったとかになりそう」という考えがあった。
なので最初の内膜ポリープ発覚時点でめちゃくちゃ落ち込んだ。

「ポリープがあっても妊娠する人はいる」という先生の話から一旦自己流タイミングでしてみたものの中々うまくいかず、通院でのタイミング療法に切り替えたりした。

けれど、夫の仕事は激務で帰りも毎日ほぼ終電
お互いストレスに感じてしまう事もあり、その結果夜中に2人で泣きながら話し合いをすることも数回起きていた。

通院でのタイミング療法を始める前に卵管造営検査を受けた。
いつもと違う病院で検査をし、慣れない場所+痛いというのをググって知ってから行った為ビビりまくる
卵管のつまりはなかったものの「子宮筋腫あるね」と言われた。初耳なんですけど?!?!
不安要素がまた追加になり益々落ち込む。

その後のタイミング療法でも結果が出ず、レディースクリニックの先生から「ポリープ除去手術してみようか、うちではできないので他院への紹介になるけど」と提案され、日帰りで出来ると聞いて、よっしゃやるか~~~~となった。

さて手術タイミングいつにするかなと考えはじめた秋頃
以前記事で書いたけれど、義父の体調が悪くなり、その後急逝してしまうというつらい時期となった。

夫や義母の体調が日々気になりつつ、自分の精神的にもキツい時期となり、影響があったのかはわからないけど生理がかなり遅れ、当初1月予定だったけれど結果的に手術は49日が終わって落ち着いた2月の半ばとなった。

紹介先の他院は不妊治療専門の病院で、今までのレディースクリニックや卵管造営を受けた病院をイメージして行ったけれど、雰囲気が違う。
呼び出しはアプリ経由で、待ち時間に無料で利用できるカフェもある。圧倒されながらも通院の度にカフェでアクエリアスとコンポタを飲むのを心の拠り所にしていた。

数回の通院後、ポリープ除去手術実施。
先生からの「取ったけどポリープというほど大きくなかったよ!あと筋腫も見つからなかったよ!」という説明を、麻酔が切れかけでまだヨボヨボしてる体で聞いた。
なんじゃそりゃ。いやでもよかったのか?
記念にどうぞ~とポリープのカラー画像をもらった。なんの記念と思いながらもこんな機会中々ないしなと受け取った。

1か月後の経過も良好で、無事通院終了。
通院中は色んなご夫婦が色んな思いで来られているのだなと実感したため、自分の中でも本格的に不妊治療専門の病院への転院を考え始める。

とはいいつつも自分の中で最初のブライダルチェックからもう2年ほど続けて毎月通院していたため精神的に疲れみたいなものを感じていた。

通院含むと一年タイミングしてて授からんし、AMHも実年齢より低い。
本格的に治療しないと私の体では自然妊娠は無理なんだろう。
その前に一回2か月程休憩挟もう、でそのあと不妊治療の病院へ通う!と夫と相談して決めてた。
ゆるっといつも通り仕事したり遊んだり過ごしてたと思う。

その矢先に、冒頭の違和感を感じる。
まさかと思いながらも仕事帰りに閉店間際のドラッグストアで検査薬を買って、帰宅してすぐ一人で試してみた

初めて見る「陽性」だった。

でもまだ予定日ちょうどだったし何があるかわからない。
病院に行くまでは夫に黙っておいて改めてきちんと報告しようと決めて過ごしていたけど、夜中寝れなかったりひどい頭痛があったりでバレてしまい、
数日後の朝方、私がトイレに起きたタイミングで、半寝ぼけの夫に「最近おかしい、何かあったら言って」と問い詰められ、
2人共半寝ぼけ、パジャマで頭ボサボサの中の報告となった。
(そして報告後は感動して泣くとか抱き合うとかなく、じゃあ寝るか、と二度寝をキメる我々どうなの…)

結局最初に通っていたレディースクリニックで受診
先生に自然妊娠出来たんや!ほんとによかったねえと喜んでもらえたけど

「うーーーーん、でもやっぱりあるね、子宮筋腫」

筋腫ないって言われたんですけど?!?!
やっぱりあるんか~~~い

妊娠がわかったのは嬉しかったけど、そんな落ち込みからの不安な妊娠スタートを切った、わたしの記録をちょっとずつ残していこうとおもいます。

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