リモートワークで気をつけていること

 オタクなんかどうせいつも家で作業してるし毎日がエブリデイリモートでも特に困らんやろ(楽観的)と思っていたのですが、場所という明確な差を失ったことで生活と仕事と趣味の境界が曖昧になり、このぬるさに浸かり切るのは良くないなと感じたので、自省のまとめです。自分用なので、参考になる人ならない人いると思います。

# 進捗管理編

## TODOリストを気持ち細かめに作る
- これは普段からやっているのですが、いつもよりも気持ち細かめにタスクを分割しておくと、状況をぱっと説明しなきゃいけなくなった時に便利だなと思いました。また、若干の隙間時間ができた時に「あ、これ先にやっとこう」というのができるので便利です。
- オフィスのように物理的に会議室に移動する人を見ないため、過集中していると時間を忘れて自作業に没頭してしまいがちです(自分は)。作業1つ区切りが付いたら一旦席を立つなり、切り替えポイントを用意するといいなと思いました。

## 思ったことがあったら多めに記録をしておく
- すぐに解決できそうならチャットツールとか誰かに聞けばいいんですけど、他の人が何してるかが分かりにくいので、ここぞという情報収集タイミングを逃さないためにも記録を取っておきます。
- 雑談中にいい発想が生まれることもあるので、できれば雑談はしたいなと思っています。しょうもない話をしないとダメなんだよ。


# 電話会議編

## レスポンスが欲しい時は言葉で示す
- 対面だと目線でやりがちなのですが音声やビデオ形式だと、誰かからの反応が欲しい場合はちゃんとその旨を言葉にしないと、意図したようなレスをもらえないかもしれません。

## 話の終わりを明示する
- これも同じような理由で、適当にフェードアウトさせるのではなく。次の人に話を回すことは示さないと謎の沈黙が生まれる可能性があります。
- 古より開催されしオタクの作業スカイプなどは基本的に勝手に話している壁打ちの先に人がいるようなものだったので、この謎の沈黙を気にしたことが無かったな…とふと思いました。返事をしたらレスが返ってくるラジオ的な感覚が近かった気がします。

## しゃべるトーンに気を付ける
- 元気な方が嬉しいので...(単純)
- 今の状況についてポジティブな気持ちかネガティブな気持ちか、みたいなのも声から伝わったら分かりやすそうですが、それはまた別の技能が必要そうですね。

## 聞こえたフリをしない
- 音声の乱れとか急に話を振られたとかで相手の話をちゃんと聞けなかった時になんとなくその場を濁さず、ちゃんと聞き返して状況を把握していかないと浦島太郎になります。コミュ障よ、沈黙は美徳ではないのだ。
- 画面が見れていないとか、通信が乱れているとかそういう状況についても互いに想像力を膨らませながら、会話するといいなと思いました。

# 生活編

## 窓を開ける
- 体内時計が狂うので起きたらとりあえず窓を開けます。部屋は明るいほうがいい。

## 着替える
- 楽な部屋着でもいいから寝てたときの服と起きたあとの服は分けた方がいいです。着替えたという事実が大事。

## 美味しい飲み物をたくさん用意する
- お湯を沸かして注げばできる系のものをいろいろな味用意しておくとちょっと楽しいです。
- コーヒー、紅茶、カップスープ、お味噌汁とかいろいろ用意してます。すぐ飽きるのでいろんな種類を適当に買ってます。

## 美味しい食べ物を食べる、できれば気分のいいところで
- 料理が好きな人は料理をすればいいし、好きな外食がある人は買ってくればいいです。1日1回くらいは生命維持のための食事じゃなくて娯楽の食事をしたいと思ってます。
- 限界同人ヒューマン故にペンタブ飯みたいな治安崩壊な日々を送ることもあるものの、気持ちの切り替えのためには別の場所で食べた方がいいなと思いました。自分は作業デスクとちゃぶ台を使い分けしています。

## 運動してみる
- 外出自粛とはいえ人が密集するような場所を避ければまだ外には出られる状況です。もちろんマスクや手洗いなどは徹底するとして家の近所を歩くくらいはしてもいいと思います。
- 家でできる筋トレとかストレッチも気持ちがいいです、特に肩と足ですね。リングフィットアドベンチャーは神。

## 掃除してみる
- せめて作業中に視界に入る場所くらいは整然としていたほうが気分がいいです。
- 埃っぽいと別の病気にかかりそうです。

## 適度にサボる
- 生産性が下がったら休憩した方がいいと思っています。だらだら時間だけ消費するのが一番しんどい…。サボるのに理由なんていらねえんだよ…。
- ソシャゲのスタミナ回復に縛られる日々は御免だぜと思っていたけど数時間おきに5分くらい休憩が挟まるという点では逆に理想的なものに見えてきました。だがしかしボーナスタイムとレベルアップ回復お前らは予定を崩すから許さない。

# 思わぬ気づき

## 案外周りの音を聞いていたという事実
- 地獄耳というわけではないですが、案外周りの人が話していることとか耳にはいっていて、そこから色々なインスピレーションを得ていたということに気づきました。今はインプットされる情報が少なく暗い話も多いため、創作活動に影響がないと言えば嘘だなと感じました。
- これは中学生くらいの時から思っていることですが、自分の作業に集中しつつゆるく他者と繋がっているような空間が一番健全に活動できますね。

## 移動時間は虚無という事実
- いやこれについては結構前から知っていたのですが、家を出るというルーティンの隙間に生まれた無の時間がなくなったりすることで、自分のために使える時間が増えました。でも、もしかすると増えた時間は余計なことを考えている時間かもしれません。

## 別に自分は引きこもりではなかったという事実
- 単純にやりたいことが家で絵を描くことだから家にいただけで、家にいることそのものに別にそこまで愛着はなかったようです。あと、どうせ日中は家にいないと思って日照権を捨てたことを若干後悔しています。家はやはり自分最強の城にした方がいいと思います。籠城という言葉には城という文字が入っています、籠る場所は城がいいですよ。

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だいたいこんな感じを心がけて健康的に生きていこうと思いました。


創作活動及び成果の発信などの形でみなさんにお返しできたらと思います。