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2025ロアッソ熊本 シーズンプレビュー

いよいよシーズン開幕

初のプレーオフ進出となった2022年。初の天皇杯ベスト4に進んだ2023年。そしてクラブ創設20周年の節目となった2024年は次の20年を輝かしいものとすべく臨んだシーズンでした。しかし結果は振るわず最終的な順位は12位でした。望んだ結果は得られませんでしたが、随所に熊本らしい観てて楽しいサッカーを披露してくれました。
 今年からが次の20年の始まり!いよいよ2月15日(土)アウェイ長崎戦からロアッソ熊本の2025年シーズンの開幕です!!

Vファーレン長崎公式X

ロアッソを見続けている人も、今年は見に行ってみようかなという人にも今年のロアッソを紹介していきたいと思います!
2022年以来の大きな波を生みだせるようにスタジアムを真っ赤に染めてロアッソを後押ししていきましょう!!

※この記事がその助けとなれば幸いですので、友人知人にロアッソの紹介をしたい方は是非共有やご紹介お願いします🙇‍♂️

★プレシーズン★

移籍情報

主力流出は少なかったといえますが、大主力の3人が移籍。最後方からチームを支えてくれたGK田代がJ1アルビレックス新潟へ移籍。また、CBとして全試合出場したDF江崎がJ2ジュビロ磐田へ。そして、チーム得点王であったFW石川がJ2ジェフユナイテッド市原・千葉へ移籍となりました。そして、長くロアッソの10番としてプレーしてくれたMF伊東が引退。毎年主力が上位チームへ引き抜かれますが、それだけ魅力的な選手がそろっているということの証明でもあります。そしてGK田代やDF江崎は大卒入団、FW石川はJ3のチームから獲得と移籍金としてプラスになったことはもちろん、ロアッソ強化部の仕事が本当に素晴らしいと思います。

そんな強化部お墨付きのもと今年熊本に加わった選手たちは10名!!
目玉となるのはJ3福島ユナイテッドから獲得したJ3得点ランキング3位のFW14塩浜遼。そして、J1東京ヴェルディから期限付き移籍のDF4袴田裕太郎、J3アスルクラロ沼津からGK55武者大夢と実力者を獲得しました。近年ロアッソの重要な大卒選手としては6人の選手を獲得。注目は熊本ユース出身のMF13飯星や大津高校出身のFW18半代。そして鹿屋体育大学から加わったMF19渡邉怜歩(レアル)。名前がいいですね!
大卒6名中4名(根岸、渡邉、小林、飯星)は各大学の主将を務めておりキャプテンシー満載!※半代も大津高校で主将でした!

J.League.jp

エキップメントサプライヤー変更

今年はエキップメントサプライヤーがロアッソをJリーグ参入から支えてくれたプーマから初めてadmiral(アドミラル)へ変更となりました。

ユニフォームデザイン
ロアッソ熊本オリジナルデザイン「ROKKA」
デザインコンセプト
熊本の先人たちが守り伝えた美と修練の結晶である肥後六花の美しく咲き誇る花々を、アドミラルのユニフォームの特徴である、糸を編み込んでデザインを作っていくジャガード編みで表現しています。
今回デザインされた6枚の花びらは「チーム」「クラブ」「パートナー」「行政」「サポーター」「地域」をあらわし、それらが一体となり季節ごとに咲く勝利の花でロアッソ熊本の歴史や先人の思いを“今”に伝え、新たな歴史に向けてロアッソ熊本の花を咲かせていく想いを込めています。
【肥後六花】
肥後朝顔(ひごあさがお)、肥後菊(ひごきく)、肥後椿(ひごつばき)、肥後山茶花(ひごさざんか)、肥後芍薬(ひごしゃくやく)、肥後花菖蒲(ひごはなしょうぶ)(ロアッソ熊本公式サイトより

クラブスローガン

2025年はそれぞれがSPARKし、火花を弾き飛ばすように突き進む1年にしようという意志を込めています。(ロアッソ熊本公式サイト
昔から日々のトレーニングでも大木監督からはSPARKという言葉が頻繁に聞こえていました。「ここはSPARKして入ってきてくれよ!」など爆発的に勢いを持ってプレーすることを求める際に使われていたように思います。単純な英単語ですが、それはチームの共通言語であり、チームに求めるプレー姿勢を示していると感じました!

★フォーメーション★

ロアッソ熊本2025

昨季はダブルボランチを据えた新フォーメーションで始まりましたが、序盤から失点が続き、なかなか勝ちに恵まれませんでした。フォーメーションや選手選考に試行錯誤しながら慣れ親しんだ3‐3‐1‐3へ戻してからは戦いが安定し降格圏を脱し、上位チームとも好ゲームを繰り広げた。
今年のロアッソは開幕から慣れ親しんだ3‐3‐1‐3でスタートの模様。攻撃時と守備時に可変しながらポゼッション中心に試合を組み立てる大木サッカーは今年も健在。それでも昨季J2ワースト2位タイであった守備面へのテコ入れはありそう。期限付きで獲得したDF袴田の起用法もさることながら、プレシーズンの大木監督のコメントからは「守備のオーダーを変えた」と守備時の可変に変更がありそう。開幕をお楽しみに♪

※シーズン開幕後に追記予定

★注目選手★

MF14 塩浜遼

ロアッソ熊本公式サイト

攻撃的なスタイルで昨季J3プレーオフに進んだJ3福島ユナイテッドFCから完全移籍で加入。昨季のJ3得点ランキング3位の16ゴールを挙げたアタッカー。福島ではウイングのポジションを中心に両足、頭と様々なパターンで得点を量産。組み立てからフィニッシュまで絡むことのできる熊本にぴったりの選手。

MF10 古長谷千博

ロアッソ熊本公式サイト

昨季ルーキーながら開幕スタメン出場。確かな技術に裏打ちされたゴール前のアイデアと強烈な右足を持つ。早々に得点もあげ幸先良いスタートを切ったかに思えたが、10節の仙台戦で肩の脱臼により戦列を離れることとなった。復帰後しばらくは調子が上がらないように見えたが、徐々に調子を取り戻し最終的にはトップ下のポジションに定着し4ゴール2アシスト。しかし、自他ともに満足いく数字ではなく、今季は決意をもって背番号10へ変更。彼の実力はまだまだこんなものではない!

FW18 半代将都

ロアッソ熊本公式サイト

天皇杯でJ1町田からジャイアントキリングを起こした筑波大から加入のFW。J1からのオファーもあったが大木監督のもとでプレーすることを選択し、大津高校で3年間を過ごした熊本へ戻ってきた。個人で突破するタイプではなく、ハードワークと周囲との関りを持ち味とするFW。ロアッソの名FWであった高橋泰コーチから薫陶をうけ得点量産を目指す。

★注目チーム★

サガン鳥栖

サガン鳥栖公式サイト

約束守れなくてごめんね。
2012年J1へ初昇格。それ以降降格することなくJ1での戦いを続けていたが昨季降格。久しぶりのJ2の舞台となり、1年でのJ1復帰を目指す。
J1昇格の際にはロアッソから「堅忍不抜の精神に敬意を表します。追いつき追い越すまでJ1にてね♡」というメッセージを送り、熊本地震の際にはスタジアムを使えないロアッソのために駅前不動産スタジアム(当時ベストアメニティスタジアム)を使わせてくれ、サガンより「友よ、ようこそベアスタへ。いつでも力になるばい。何事にも屈することのない誇り高き火の国魂を見せてくれ。」と互いにリスペクトする関係。
これまでも天皇杯などで対戦することはあったが、今季は昇格をかけたライバルとして対戦となる。互いにJ1で戦うという約束は果たせなかったが、まだ約束は反古ではない。ともにJ1へ昇格し約束を果たそう。
★注目選手★ MF11西川潤
桐光学園から鳴り物入りでC大阪へ入団も伸び悩み、期限付き移籍を繰り返す。甘いマスクと左足のキックが持ち味。昨季J2いわきFCへの期限付き移籍を経て、シーズン通してのプレータイムとフィジカルを獲得。成長のシーズンとなった。今季も期限付きではあるが過去にも在籍した鳥栖へ加入。救世主として活躍が期待される。

V.ファーレン長崎

.ファーレン長崎公式サイト

自分たちがJ1にいると間違えている様子。
豊富なジャパネットマネーをもとに豪華な選手と日本屈指のスタジアムを持つ。昨季は惜しくもプレーオフ敗退となった。今年はJ1王者の神戸から元日本代表MF山口蛍、J2山形からJ2No.1のGK後藤を獲得などJ1レベルの補強を連発。敗退によるショックで自分たちがJ2で戦うことを忘れているのか!?
★注目選手★ MF10マテウス ジェズス
おそらくJ1レベルでもトップクラスのフィジカルとテクニックを持つブラジル人MF。絶対にJ1にステップアップするかと思ったがまさかの残留。彼のプレーをまた見れるのは喜ばしいことだが…。もう一度言っておく、ここJ2だから!!

RB大宮アルディージャ

RB大宮アルディージャ公式サイト

翼を授かった栗鼠、雄牛になる。
オーストリアRBザルツブルグ、ドイツRBライプツィヒなどで有名なレッドブルグループによって買収され、Jリーグ初の100%外資系参入となった。昨季J3に降格したが圧倒的な強さで優勝しJ2へ復帰。J2でも旋風を起こせるか。
ちなみにマスコットの栗鼠のアルディとミーヤは無事契約更新となった(笑)

★注目選手★ MF10豊川雄太
熊本大津高校出身。長くJ1や海外で活躍。記憶に新しいのは2022年J1昇格プレーオフで京都サンガのメンバーとして先制点をあげ、ロアッソの前に立ちはだかった。抜群の得点感覚を持ったFW。今年はロアッソの邪魔はしないでくれ!!

★今季の展望★

実はとっても大事な今季。
それは2027シーズンからの秋春制への移行に備え、来季2026シーズンは昇降格のない特別なシーズンとなる。つまり今季の成績次第で来年以降をJ1で2年過ごすか、J2で2年過ごすか、はたまたJ3で2年過ごすかということが決まるります。それは、選手獲得、集客、チーム強化などすべてに大きな影響を及ぼすことになる。今季のJ2は注目に挙げた3チーム以外にもJ1経験チーム、プレーオフ経験チームがぞろぞろおり文字通り魔境

そんな魔境を戦うロアッソの見どころは継続若手・新戦力の台頭のどちらもあるところ。3人の主力が抜けたがカギとなる中盤の主力が残留。抜けた穴には経験のある選手を補強でき抜けた穴以上の活躍が期待され昨季を上回るポテンシャルがあると思います。開幕から昨季後半の戦いを継続できれば、今季はスロースタートではなく開幕からスタートダッシュ出来るかがカギとなりそうな予感。そのためにも第1節長崎、第2節札幌で昇格のライバルとなる強敵との試合は要注目でしょう。自分たちの力が通用すればそのままSPARKして突き進んでいけることでしょう!!

ロアッソを観に行こう!

今年もいよいよ2月15日(土)開幕戦です!

ロアッソ熊本公式サイト

スタジアム全体で「HIKARI」と「カモン ロッソ」を響き渡らせロアッソの後押しをしましょう♪

こんな景色をもう一度見たいですね!!

チケット⇩



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