山口県の海が見える絶景スポット3選
山口県ってどんな所?
山口県は中国地方に属し、本州の最西端に位置しています。
北は日本海、南は瀬戸内海と三方を海に囲まれ、県の中央には中国山地が走っており、海にも山にも恵まれています。
気候は比較的暖かいですが、冬になると雪が積もることもあり、四季折々の変化を楽しめる土地です。
生まれも育ちも山口県の筆者が、「海」に焦点を絞って、山口県で海が見える絶景スポットをご紹介します。
コバルトブルーの海と曲線を描く橋が印象的な「角島」
「角島」という名前を知らなくても、この橋は見たことある!という方もいるのではないでしょうか。
こちらの橋は、下関市の北部にある離島「角島」にかかる「角島大橋」。テレビCMやSNSに登場することもよくあります。
角島には海水浴場やキャンプ場があるため、夏に観光客が訪れることも多いです。
近隣にレストランやキッチンカー、宿泊施設があり、ゆっくりレジャーを楽しむことができます。
角島島内は、テレビCMだけでなく映画やドラマのロケ地に使用されたこともあります。
こちらの白い建物は、2005年に公開された映画『四日間の奇蹟』に登場した礼拝堂です。
また角島東部の海岸は夕日のスポットとして有名ですが、木村拓哉さん主演ドラマ『HERO 特別編』のロケ地に使用されたこともあります。
また、角島ではトゥクトゥクという東南アジアで広く普及している三輪タクシーを運転することができます。
トゥクトゥクには窓がないので、角島大橋を渡ると海風を感じながらドライブできて、バイクに乗っているかのような開放感を味わうことができますよ。
運転にはコツが必要ですが、すぐに慣れます!普通自動車免許があれば運転できるので、ぜひチャレンジしてください。
鳥居の赤と日本海の青のコントラストが美しい「元乃隅神社」
こちらは長門市の「元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)」です。
元乃隅神社は、2015年にアメリカの放送局・CNNに「日本の最も美しい場所31選」として紹介されたことがきっかけとなり、近年多くの観光客が訪れています。
元乃隅神社が観光地として人気の理由の1つが、こちらのお賽銭箱です。
写真をよく見ていただくとわかるのですが、約6mの鳥居の上にお賽銭箱が設置されており、観光客はお賽銭を入れるべく必死に小銭を投げます。
お賽銭を入れるコツは、軽すぎない小銭を使うことです。海風が強いので、1円や5円だと風に流されやすいしコントロールしにくいと感じました。
もしお賽銭が入らなくても、鳥居の下にお賽銭箱があります。私もそちらにお賽銭を入れました。
また、元乃隅神社近くの海岸では「龍宮の潮吹」と呼ばれる、岩壁から吹き上がる波を見ることができます。
私もまだ実際に見たことはありませんが、冬場に元乃隅神社を訪れる際は、ぜひ見てみたい絶景です。
ハワイのような南国の雰囲気漂う「周防大島」
山口県の東部に位置する「周防大島(すおうおおしま)」。周囲を瀬戸内海に囲まれた、温暖な気候の島です。
明治時代には、周防大島からハワイへ移住する人が多かったこともあり、ハワイ州カウアイ島と姉妹島提携を結んでいます。
周防大島はヤシの木が多く生えており、夏にはフラダンスのイベントも開催されています。
周防大島のほぼ中央に位置する、標高618mの嵩山(だけさん)。
展望台からの景色は、島の東部を見渡せて絶景です!
道がかなり細く、曲がりくねって険しい道ですが、登ってみる価値はあります。
街灯が全くないので、明るいときに行くことをオススメします!
周防大島には、アクティビティも豊富にあります。
夏の海水浴やキャンプはもちろんのこと、季節問わず楽しめる、サイクリング、SUP(スタンドアップパドル)、釣り、トゥクトゥクなどがあります。
私はSUPを体験したのですが、瀬戸内海の穏やかな波のおかげで、初心者でもほとんどボードから落ちずに漕ぐことができました!
こちらは巌門(がんもん)という、岩の中心が波の浸食によってくり抜かれた、不思議な形の岩です。
駐車場から歩いて10分、山道を行った先にあります。
私が訪れたのは10月上旬でしたが、ちょうど岩の穴部分に夕日が差し込み、幻想的な写真を撮ることができました。
海を見ながら日頃の疲れを癒そう
山口県には、絶景を楽しめる観光スポットがたくさんあります。
海を見ていると、日頃の悩みや疲れが吹き飛びますよ。
ぜひ遊びにきてくださいね!