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〝ゴーストライター〟って知ってます?
はじめました、note。
ちょっとドキドキしています。
道井さゆりと申します。
ライターをしています。
ライターといってもいろいろなライターがいるのですが…。
本の目次裏とか、奥付と呼ばれるところに
「編集協力」って書いてあるのを見たことはないでしょうか。
わたしの仕事はまさにそれ。
そう、いまだと「ブックライター」って言うんですが、
ちょっと昔は「ゴーストライター」と呼ばれていた、
そう、わたし、ゴーストライターなんです。
この仕事をはじめた頃の出版業界は
ライターが表に出てくるなんて絶対にありえない
(ひょっとしたらいまもそうかもしれないのですが)
そういう時代でした。
いまだと、本のあとがきに、
「執筆に際しては〇〇さんにたいへんお世話になって」
などと書いてあるのを見かけることもありますが
以前は、ライターの名前は出さないもの、だったと思います。
わたしが、自己啓発系の書籍でライティングをさせていただいたのは、
累計納税額日本一の斎藤一人さんの処女作
『変な人の書いた成功法則』が最初だったのですが、
そのときに、ひとりさんが編集者に言ってくださったんです。
「ライターの道井さんにお世話になったと、
あとがきに書いてください」と。
編集者も、私も、びっくりしたのを覚えています。
びっくりしたのと、うれしかったな。
あのときのうれしい気持ちは、忘れたことがありません。
あのあたりから、ライターさんも
表に出てくるようになったような印象があるのですが…。
それでも、いまもちょっと
「ブックライター」は大人しくしてなさい的な空気が
なくなったわけではないのですが、
わたし、ちょっとnoteやってみたいな、って思ったんです。
どうして?って、それが、自分でもよくわからないのです。
わからないのですが、
おかしな言い方かもしれないのですが
いのち、使い切りたい気分なのです、いま。
いのちの使い道が、わたし、書くことなんです。
どれだけ続くかわかりませんし、
誰が読んでくれるのかもわからないのですが、
みなさんが喜んでいただけるような
ライターみちいのつぶやきをお届けしたいと思っています。
というわけで、今日はここまで。
大切な時間を、ありがとうございました。
道井さゆり