#197「冬のグルメ」(キャリコンサロン編集部)
寒さが身にしみる季節となりました。今週のテーマは「冬のグルメ」。冬のグルメといえば「鍋」!……という王道を通りつつ、私は今回、「牡蠣」をご紹介したいと思います。
冬×牡蠣=旬のマリアージュ
牡蠣といえば、「海のミルク」と呼ばれる滋養豊かな食材で、今では1年中いただける環境が整っていますね。ただ、「旬」という観点では、やはり冬の牡蠣は格別です。寒さが牡蠣を引き締め、海の栄養をたっぷり溜め込んでいるこの時期だからこそのぷりっとした食感。そして口に入れた瞬間、ぎゅっと広がる濃厚な海の香り。これこそ冬の特権です。
「当たるのが怖い」というお悩み
とはいえ、「牡蠣に当たるのが怖い……」というお話、よく聞きます。確かにそのリスクを心配する気持ち、分かります。ただし、産地や保存方法に信頼できるものを選べば、その怖さもかなり軽減されると思います。また、牡蠣専門店や信頼あるレストランでいただけば、しっかり管理された品質の良い牡蠣と出会えます。むしろ、リスクを恐れるあまり旬の喜びを味わわないのはもったいない。人生と一緒で、「挑戦してみることで広がる世界」が牡蠣にもあるのです。
ちなみに私のおすすめは、何と言っても生でいただくスタイル!火を通した牡蠣ももちろんおいしいですが、生牡蠣だからこそ味わえる海の凛とした香り……あれは冬の恵みそのものです。
スパークリングワインとの最高の組み合わせ
そしてここからが本題。牡蠣を語るうえで欠かせないのが、スパークリングワインです。このペアリングを知っているかどうかで、牡蠣体験が数倍楽しくなります。
牡蠣の味わいは一口ごとに変幻自在。海の塩味、ぷりっとした食感、濃厚でクリーミーな旨み……そのすべてをスパークリングワインの爽やかな酸味がまろやかに繋いでくれるのです。飲み込むときの微炭酸の“シュワッ”という感覚は、牡蠣の余韻を一層引き立てます。
この冬はぜひ、牡蠣をスパークリングワインとともに味わいながら、素敵なひとときをお過ごしください。そしてその時間が、あなた自身や大切な誰かの心に少しでも温かい記憶を灯すものになりますように。