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I am the one and only (私は唯一無二の存在)
私はイギリスのテレビ番組を時々インターネットで見るのですが、数日前にイギリスの90年代のヒット曲を紹介する番組を見る機会がありました。
番組のタイトルは忘れてしまいましたが、その中の一曲がどうしても心から離れなくなってしまいました。
それは、1991年にリリースされ、世界中で大ヒットとなった『The One and Only(ザ・ワン・アンド・オンリー)』です。
この曲はイギリスのシンガーソングライター Nik Kershaw(ニック・カーショウ)が作詞作曲し、イギリスのポップシンガー Chesney Hawkes(チェズニー・ホークス)によってレコーディングされたものです。
Michael J. Fox(マイケル・J・フォックス)が主演した映画『Doc Hollywood(ドク・ハリウッド)』の主題歌と言ったらわかる人もいるかもしれません。
私はこの曲が流行っていた当時イギリスにいたのですが、毎晩のように通ったパブでこの曲がよく流れていたことを思い出し、とても懐かしい気持ちになりました。
曲調も素晴らしいのですが、この曲の最大の魅力は何と言ってもその歌詞です。
今日は歌詞を日本語に翻訳して、この曲のミュージックビデオと一緒に紹介したいと思います。
💜💛💙💚🧡
I am the one and only
Call me, call me by my name or call me by my number
You put me through it
I'll still be doing it the way I do it
And yet, you try to make me forget who I really am
Don't tell me “I know best”
I'm not the same as all the rest
I am the one and only
Nobody I'd rather be
I am the one and only
You can't take that away from me
I've been a player in the crowd scene
A flicker on the big screen
My soul embraces one more in a million faces
High hopes and aspirations, and years above my station
Maybe but all this time I've tried to walk with dignity and pride
〔・・・〕
I can't wear this uniform without some compromises
Because you'll find out that we come in different shapes and sizes
No one can be myself like I can
For this job I'm the best man
And while this may be true
You are the one and only you
〔・・・)
💜💛💙💚🧡
僕は唯一無二の存在だ
僕を名前で呼んでもいいし、番号で呼んでもいい
あなたは僕を嫌な気分させるけど
僕はこれからも、これまでと同じようにそれを受け入れるよ
でもね、あなたは僕が本当は何者なのかを忘れさせようとする
「俺が一番よくわかっている」と僕に言うのはやめてくれ
僕は他の人と同じじゃない
僕は唯一無二の存在なんだ
むしろ誰にもなりたくない
僕は唯一無二の存在なんだ
あなたがそれを僕から奪うことはできない
僕は群衆の中の一人を演じてきた
大画面の中でちらつく光
僕の魂は百万の顔の中で唯一のものを抱いている
大いなる希望と志、そして長い年月に支えられている
ずっと、尊厳と誇りを持って歩もうとしてきたんだ
〔・・・〕
自分を曲げないと、みんなと同じ服は着られない
いずれ、人は皆、誰もがさまざまな形や大きさで存在していることに気づくだろう
他の誰も僕と同じようになることなんてできないんだ
この仕事を一番うまくやりこなすことができるのはこの僕なんだ
それはきっと真実だし
あなただって唯一無二の存在なんだ
〔・・・〕
💜💛💙💚🧡
この曲の歌詞にはとてもとても深い意味が込められていると思うのです。
皆さんはどんなことを感じましたか?
最後に、このビデオから30年後にご自身の子供達と一緒にこの曲を歌っているチェズニー・ホークスさんのビデオも素晴らしいと思いましたので、共有しますね。
この曲の歌詞はこちらのサイトで確認できます。