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秋学期の振り返り:welcome week編|ワシントン大学交換留学

こんにちは!アメリカのワシントン大学に1年間交換留学中の3年生です。9月から12月の秋学期が終わったので、秋学期の振り返りをここに残します。要約すると、自分の弱さと戦った3ヶ月でした。


welcome week

1週目

9/17から寮に入れたので、9/17の朝にシアトルに到着しました。同じフライトや同じくらいの時間に到着する飛行機に乗っている日本人留学生が多く、事前にグループラインで知り合っていたので、空港から大学までのシャトルバス(4人乗りで1人二つまでスーツケースを詰められる大きめの車)を事前に予約して料金を割り勘しました。max4人で乗って1人20ドル弱くらいの予算です。uberや電車も使えましたが、国際線の規定サイズのスーツケースを8個乗せられる車を探す手間や費用、電車でスーツケースを2個とリュックを背負って移動する苦労を考えると、シャトルを予約するのが妥当だと思います。

私の寮はnorth campusにあるwillow hallです。寮の1階にあるwillow deskで鍵をもらい、部屋に行きました。

willow hall 入り口

コロナ期間中に建てられた建物で、とても綺麗です。3人部屋で、1人は前日に入寮し冷蔵庫やゴミ袋など共同で使う必要なものを準備してくれており、もう1人は同じくらいの時間帯に入寮したので、ベッドの高さを変えるのを助け合ったり、少しお喋りしながら荷物を出したりしていました。

ルームメイトは2人とも4年生でワシントン州出身。今まで日本の大学で留学生と会話していた感じとは大きく異なり、話す速さ、使う英単語、表現などが違いすぎて、何を言っているのか全く分かりませんでした。2人と仲良くなりたいけれど、どうしたらいいのか悩みました。気づいたんです。日本にいる留学生は日本にとても興味を持っていて、日本人と仲良くなりたいと思っています。拙い英語でも会話をしてくれ、好きなアニメについて詳しくなくても、なんとか共通点を見出そうとしてくれます。私はそのような空間にしかいなかったので、留学に来て初めて本当の国際交流を知りました。私も相手と仲良くなれるように努力する必要がありました。帰国後は色々な国に行こうと思いますが、今アメリカにいる間にも、日本のアニメを見たり各国のこと、アメリカの州の文化や観光などを知ることはできるので、まずはそれらに取り組もうと思います。

話を戻すと、授業が始まるまでの1週間はwelcome weekで、様々なイベントが毎日行われます。例えば、各企業がブースを出してルーレットで当たった景品をもらえたり、huskey(犬)と写真を撮ったり。。野球やアメフトの試合に特別料金で行けたり、シアトルにある領事館が開催するパーティに行ったり。。もちろん、友達とシアトル観光もしました!huskey cardで電車やバスなどが乗り放題です!(事前にマストで70ドル/quater支払います)

huskeyと列に並んでいる間に仲良くなった中国からの1年生と
t-mobile parkで野球の試合。ヒットが出たら盛り上がり、相手に得点が入ったらブーイング。面白かったです。笑
night carnival。ルームメイトが誘ってくれて一緒に行きました!
入学式に似たセレモニー
新入生でゲームをして最後に「w」を作って写真。
このゲームを通して仲良くなった友達と時々会います。
この1週間、授業がないので暇すぎてpoolで遊んでいました。初めてしました。
もちろん観光も。
スタバ1号店。限定グッズがあるので帰国前に買いにきます。

初めの1週間は朝から夜まで遊びまくりました。その中で必要なものを買いに行ったりご飯を買ったりするわけですが、アメリカの物価の高さ、特にシアトルはアメリカの中でも特に物価が高いので、この物価の中で9ヶ月間過ごすことができるのか不安になりました。寮には各階に2箇所のキッチンがありますが、鍋や調味料などは全部各自で揃える必要があります。9ヶ月しかいないので日本だと百均で買えば足りそうですが、アメリカで安いと言われるターゲットに行っても調理道具はそんなに安くありません。結局学内のマーケットで買える食材も限られるので自炊は諦めました。この1週間はとにかく衣食住の大切さを感じました。服は日本から持ってきており、住はホテル並みに綺麗です(笑)。残りは食。バーガー、ポテト、ピザ、食パン、バナナ。野菜を取るならサンドイッチ。これ以外に何を食べたらいいのかも分からず、バイトをしていないので減るしかない銀行口座と睨めっこ。最終的にうまくやりくりする方法を見つけ、高い物価にも慣れ、ドルで支払うと円安を気にしなくてよくなりましたが、この初めの1週間は辛かったです。本当にシアトルを選んでよかったのか考えましたし、家族が恋しくなりました。

2週目

2週目から授業など始まりますが、前の段落の続きを書きます。1週間目は日本人の交換留学生同士で遊んでいました。基本、夜遅くまで友達といたので楽しんでいました。でも、2週目から授業など始まって、思ったんです。アメリカの生活はもう満喫したなと。そろそろ帰りたいかなと。これが旅行だったら、1週間も同じ場所に滞在すれば大抵満足ですよね。これまで海外には旅行でしか行ったことがなかったので、家に帰りたくなりました。一人暮らしの初めも多くの人がホームシックになり、大体1ヶ月~3ヶ月くらいで慣れると聞いたので、それを信じることにしました。ぬいぐるみっていいですね。ヨーロッパに留学中の友人もぬいぐるみを買っていましたが、毎日抱いてます。そんなホームシック真っ只中の時に友達が誘ってくれたうどんパーティ。ここで、Jeanとkevinに出会い、2人に誘われて時々sunday service(キリスト教)に行くようになりました。久しぶりに味わった日本食と温かい空間。JeanとKevin、3歳のノアが大好きです。この期間ずっとそばにいてくれた友達に感謝です。授業が始まると毎日が忙しくなり、寂しさを考える余裕がなくなっていきました。

うどんパーティ
帰国したら留学生を積極的に家に招待しようと思いました。

まとめ

私の学部は留学が必須です。そのため1年次の授業で留学中の心理的変化について情報として習います。それによると、初めは、初めての経験ばかりで楽しいが慣れてきた3ヶ月目頃からホームシックになり始めると、ありました。ですが、私は割と初めからホームシックになっていました。一人暮らしと海外生活を同時に始めたために、違った展開になったのだと思いますが、ホームシックにならないタイプだと思っていたので、自分でも驚きました。ただ、一点、コロナ禍でペット需要が増えた話がありますが、今になって納得しました。人と会わなくなると普通に寂しいです。一つ新たな経験をしたことで、共感できることが増えたと思います。

それと同時に、日本にいる間、どれほどの人に愛され支えられてきたのかも実感しました。これまで全く寂しさを感じたことがなかったのは、周囲の方々のおかげでした。愛されているからこそ、色々な環境に飛び込んで行けたし、挑戦できた。今このことに気づけてとても良かったですし、留学を実現できたことも自分の努力だけではないと、改めて振り返ることができました。これまで出会ってくださった方にもこれから出会ってくださる方にも、感謝を忘れてはならないですね。


こんな感じで留学1週目のwelcome weekについて記しました。これからも時々更新していきます!

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