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ライオンキング"ムファサ"から学ぶフォロワーシップ【ネタバレ注意】

前回の投稿から若干間が空いてしまいましたが、今日は最近子供がハマってるライオンキング"ムファサ"をテーマに記事を書いてみたいと思います。

タイトルを見て、ん?ムファサなのにフォロワーシップ?リーダーシップじゃなくて??と思った方もいるはず。
ムファサが偉大なリーダーであることは百も承知の上で、ライオンキング"ムファサ"ではあくまでリーダーを支えるフォロワーの立場だったことから、今回はフォロワーシップについて書いていこうと思います✏️

ちなみに子供たちがハマりすぎて、先日カラオケフリータイムに行ったら6時間のうち8割がムファサの曲でしたw

なお、簡単なあらすじは載せますがライオンキング"ムファサ"を観ている前提で書いていくので悪しからず🙏
観てない方にとっては大いにネタバレもある、、かも🥺


ライオンキング"ムファサ"のあらすじ

原作のライオンキングで偉大な王だったムファサは、実は王家の血筋ではなかった・・
ひょんなことから孤児になってしまったムファサと王の血筋のタカとの出会い、そこから冒険を経て辿り着いた地をムファサが治めるまでの経緯。
なぜ王家の血筋であるタカが王になれず、ムファサが王になったのか、そしてタカがスカーと呼ばれるようになった由縁などもわかる作品です🎥

ここで大事なのは、物語の95%で、タカが次期王でムファサがその右腕という立場であるということ。
ムファサは最初は王になる立場ではなかったんです。
タカと兄弟になり、支える決意をしたムファサはいかんなくフォロワーシップを発揮します。

では具体的にフォロワーシップとはなんなのか、見ていきましょう。

フォロワーシップとは

リーダーシップはよく聞くけど、フォロワーシップは初めて聞いた!という方もいるかもしれません。
フォロワーシップは、チームや組織のパフォーマンスや成果を最大化させるために、自主的にリーダーやメンバーをサポートすることを指します。

具体的な要素に分解して見てみましょう👀

主体性・積極性がある

フォロワーシップがある人は、自ら考え、行動する力があります。
誰かに言われたことをただやるだけではなく、チームが目指している目標に対して何が必要なのか、どんな問題を解決すべきなのかというのを主体的に考え、リーダーに積極的に提案します。
自分がリーダーじゃないから指示を待っていれば良いや、と思ってる人はフォロワーシップ0ですね😂

実行力が高い

フォロワーシップがある人はリーダーが決めたことを確実に実行できる、実行力があります。
上の積極性にも繋がりますが、積極的に行動する人がチームにいるとリーダーにとってもありがたいし、他のチームメンバーにとっても刺激になりますし、何より成果に直結します。
全力で成果をあげようとするので周りからも一目置かれる存在になりますね。

建設的に意見できる

リーダーも人間ですから、必ずしも全ての決定が正しい訳ではないですし、時に視野が狭くなって独断的な思考になっていることもあるかもしれません。
そんな時、ただただリーダーの決定に従ってるのはフォロワーシップのない人がやること。
フォロワーシップがある人は建設的に意見を述べ、リーダーを正しい道に引き戻します。
リーダーと意見が対立したとしてもチームにとって、成果を出すということにおいて最善の意見をしっかり述べる、これがフォロワーシップに繋がります。

実はここまで見てきたフォロワーシップは、リーダーシップのように誰かが持っていればいいものではなく、チームメンバーの全員に求められるものです。
フォロワーシップを持つことで信頼され、チーム全体のモチベーションが上がり、成果を出すことができる。
そんなフォロワーシップを発揮できるようにしたいですね💡

ムファサが発揮するフォロワーシップ

さて、ここからが今日の本題🦁
ムファサはどのようにフォロワーシップを発揮してるのか?見てみましょう🏃‍♂️💨

リーダーにとっての最適解を導き、自分で考え行動する

ムファサはリーダーとしてのタカをサポートしようと決意してから、フォロワーとしてタカと行動を共にします。
次期王になるタカを守るため、旅の途中で出会ったラフィキについて行くべきとタカを説得したり、サラビのことが好きだと言ったタカに協力したり自主的にどんどん動いていきます。

一見リーダーシップにも見えるんですが、あくまでもタカを守るため、仲間 を無事に目的地まで届けるという成果のために行動しているんですね。
ここでタカも十分にリーダーシップを発揮できていればよかったのですが、残念ながらタカにはリーダーシップがなく、結果的にムファサのフォロワーシップがリーダーシップに成り代わっているという状態になります。。

勇気があり、有言実行する

ムファサには、敵ライオンや象の大群からメスを守る勇気があり、言ったことはちゃんと実行する力もありました。
約束を守るからこそ、ラフィキやサラビからの信頼も掴み取っていったのです。

あなたのチームメンバーの中に、やると言ったのにやらないということを繰り返す人はいませんか?
口先だけの人からは次第に人は離れていってしまうので、もしそんな人がチームにいたらチームの雰囲気が悪くなるのは必至ですよね。。

必要な時にはリーダーの決定に意見する

リーダーの決定は絶対、と常に従う人もいますが、そういう人は真のフォロワーシップを発揮しているとは言えません。
完全に納得していればもちろん良いんですが、ちょっと違うなと疑問を持ちながらも、リーダーが決めたからという理由だけで付き従っているのはただのイエスマンです。

ムファサは歌の中でも、鳥をバカにするタカをたしなめています。
どんなに王が偉くても、鳥が自分たちを見下ろすことをやめさせることはできないし、彼らは自由なんだと主張しているんですね。
また、敵ライオンに追い詰められた時に崖から飛ぼうと提案してるのもムファサ(だったはず)で、目的地まで無事に到着するという成果に忠実。
こんなフォロワーがいたらリーダーも助かるだろうなぁぁぁ😭

ライオンキング"ムファサ"のおすすめポイント

ということで、ここまではムファサのフォロワーシップについてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか??
なかなか面白い視点だったかなって個人的には思います👀

最後に、個人的に伝えたいライオンキング"ムファサ"のおすすめポイントをお伝えさせてください♫

心に残る音楽と美しい映像

音楽と映像は本当に素晴らしい!
実は1作目の実写版ライオンキングはあまりにもリアルすぎてあまり好きじゃなかったんです(アニメみたいに表情とか作れないから)が、今回ムファサを観に行くにあたって見直したらこれはこれでめっちゃよかった、、

ムファサの音楽は原作をリスペクトしているのがすごく伝わってくる旋律で、随所にオリジナル版のメロディに似た部分が入っていたりあの曲をオマージュしてるんだろうなっていう曲があったりと聞くたびに新しい発見のある音楽です✨
子供たちのリクエストもあり、Apple Music課金して今でも毎日聴きまくってます笑

映像も本当に綺麗で、全て絵というのが信じられないほど、、
映画館で観れてよかった、これからの人も是非大きめのモニターで観て欲しい🥺

人によって違う解釈

この作品、人によって解釈が様々で面白いなぁって個人的に思ってます。
私的には、タカは自分のことしか考えてなくて最後には裏切ってどうしようもねーなぁ👊って思うんですが、そんなタカの自己中心的な考えになってしまった生い立ち、特に父親の存在に目を向け、タカの境遇に同情している人もいたりします。

【番外編】キロスのカリスマ性?

番外編と書きましたが、今回の敵キャラ、キロスが最低の野郎なのにあんなにフォロワーを付き従わせてるのはある意味ものすごいカリスマ性があるのか?!とキロスの物語にも少し興味が湧きましたw

英語版音声のマッツ・ミケルセンの歌も好きなのでサブスクに出たら字幕版も是非観たいなぁ😊


この作品を見ることで原作のスカーがなんであんなにやさぐれてるのか?
ムファサとシンバを殺したいほど憎んでしまったのか?というのが浮き彫りになるので、個人的にはとても面白かったです😆

そして改めて記事を書く上でフォロワーシップについて色々調べ、理解を深めることができたのもよかったです👍
参考にした記事置いておくので興味がある方は是非↓


もう少し更新頻度を高めていこう、、
それではまた♫


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