自分の怒りのパターンを知る
すでに決められたお題に沿って、30日間のあいだ毎日文章を書く“30 Day Writing Challenge” 。
自分への新しい挑戦として、ここのところ毎日取り組んでいる。
とは言っても今日でまだ3日目。あと27日間も毎日書き続けられるだろうか......!?
(1日目の記事はこちらです)
正直、ひとつのことが続いた試しがないので「3日坊主になるんじゃ」とビクビク怯えているが、とりあえずお題だけでも覗いてみることにする。
Pet Peeves.
ペットピーブス。皆さんはこのフレーズをご存知だろうか。
曲がりなりにも英文科卒のくせに、わたしは初めて知った。"Peeve"とは「イライラする・怒らせる」という意味がある。ちなみにハリーポッターの通うホグワーツに住みつき、学生たちをイラつかせるポルターガイストの名前も「ピーブス」と言う。(残念ながら映画の方には一切出てこない。悲しい)
この場合の"Pet"は犬や猫ではなく「小さくて、個人的なもの、ちょっとしたもの」を差すらしい。つまり今日のお題は「個人的にイラッとすること TOP3」である。
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しかし「イラッとすること」とはどの程度のことを言うのだろう。
ラップが引っ付いて上手く取れないこととか、満員電車から降りるときに後ろからゴリゴリ押されるとか、小指をテーブルの角にぶつけるとか、そんなレベルの苛立ちなら日常にごろごろ転がっている。
でも大体、1分もしないうちに忘れてしまうのがほとんどだ。
巷では「アンガーマネジメント」が流行している。
自分の怒りのパターンを知ることで、湧き上がる怒りの感情をよりコントロールしやすくなるらしい。アンガーマネジメントの基本を知れば、より前向きでリラックスした毎日を過ごせるようになる、とのこと。
では、わたしはどんなときにいらだつのか。
部下に心ない言葉を浴びせる上司、自分勝手に仕事を進める営業担当、大声で長々とクレームをつける客、納品したのに報酬を支払わず連絡が途絶えたクライアント.......。
書いていて悲しくなったが、見たり聞いたり身に降りかかったすべての体験においても「他者への敬意」が感じなくなったとき、心の警報ランプが勢いよく点滅するらしい。
わたしにとってのPet Peeves、怒りのパターンはここにあるのだろう。
だが、世の中には他人のことはぞんざいに扱うのに、自分が蔑ろにされると猛烈に、猛烈に怒る方も一定数存在する。唯我独尊ジャイアンタイプだ。
その場合は割り切った態度を取るか、可能であれば第三者から注意喚起してもらう等、なるべく関わりを持つ機会を減らすことが大切かもしれない。
あるいはとにかく全力で逃げる!!
🏃♀️
上司と部下、店員と客といった機能上の立場ではなく、相手をひとりの人間として扱い、誠実に対応すること。それが他者へ敬意を持つ第一歩だと思う。
そんな人がひとりでも増えれば、社会はもう少し平和な場所になるんじゃないかなぁと思うのだ。もっと思いやりを持ちたい。
自分はどんなことをされると怒るのか?ということを考えてみたら、人にして欲しくないことと、そこからどう身を守るべきかが見えてきた。
30 Day Writing Challenge、おそるべし。
しかしお題は「個人的にイラッとすること TOP3」だったが、ひとつしか書いていない......まあ、いっか!