他者の存在
私は孤独である事が好きだ!
...
中学の時、先輩にお寺の息子がいた
夏になれば同級生先輩後輩地元の方々、
男女何人かではっぴをきて神輿を担いでお祭りに参加していた。
私もその一人。
今から始まるお祭りの為に食べ物を準備したり
鉢巻を巻き合いっこしたり熱気が立ち込め準備する中、
私は広間の端で村上春樹のノルウェイの森を読むのがとてつもなく好きだった。
(小説ばっか読んでたらロクな大人にならないよ と声をかけてくれた友達の男の子は今 自衛官となった。素晴らしい笑)
決してひとりぼっちだったわけではなくて、
皆の中で一人で違うことに夢中になってる時間が
とてもとても居心地がよかったのだ。
それはなぜか。
というか、そんな所に疑問すら持たなかった。
今になり急に思い出してきたから考えてみる。
きっと、
皆が私を承認してくれていたから
存在を認めてくれていたから
かと。
甘えれる環境や人々がいて、
孤独が成立する。
孤独は"人"がいないと成り立たない。
そう知れたのは最近だった。( 遅め )
私は孤独を愛して生きてきた!
それは自由にどこまでも行けるから。
これは言い換えれば
人を愛してきたという事になるのだと思う。
"孤独"を歌わせたら右に出るものはいない。と
思っている椎名林檎も
『孤独とは言ひ換えれば自由』 そう言っている。
本当にその通りだし、
あの人もきっと本当は人が好きで好きでたまらないのだと思っている。
ありがとう
私を孤独にさせてくれる"人" 達よ。