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父の胃癌とわたしの平穏3

 さて。今日は何について書きましょう。
 そう言えば、こちら(父の胃癌とわたしの平穏2)に書いた愛溢れる言葉(笑)を受けて、父の雰囲気や表情が明らかに明るくなりました。本当に何よりです。

してきたこと

 癌と宣告されて、取り敢えずしたことはいくつかありました。

◎父と母の現在の考えや方針を聞く
辰巳芳子さんの玄米スープを作る
◎さとう式リンパケアの施術
◎改めてセルフケアを伝える
◎伝えたセルフケアをあまりしてくれないことにがっかりする
◎体力回復のために何が良いかを考える(調べませんでした笑)
◎よく噛むとはどう言うことかを伝える
◎白湯をちょー推奨する
◎胃酸過多の時の食事を検索
◎癌の症例などをさとう式の方にリサーチ
◎栄養を摂らせようとやたらと食事をすすめる母に「多過ぎでは?」と言う
◎明日は出勤とぬかす父に対して不機嫌になる
◎まだ責任を背負い込みたがる父に苦言を呈する

 最後が(またしても)冷たいって?笑
 それについても書きたいところですが。まあでも。冷たい話が続いたので、今日は温かい話にしましょう。

あなたのために

 と言う素晴らしい本があります。辰巳芳子さんのスープの本です。スープを作ることを通して、誰かを思い、いたわる心が伝わってくる、そんな本です。
 十数年以上前にこの本をいただきました。それ以来、年に一回程度の割合で作ってきました。.....いやね。ちょっと氣合い入れるかやる氣に溢れていないと作る気持ちになれない、手の込んだ、それは美味しいスープばかりなんです。山登りや長いドライブの時に、作ったりしていました。
 その本の一番初めに載っているのが『玄米のスープ』です。これまでは、一度も作る氣持ちにならなかったスープでした。今回は「何よりもこれでしょ!」と言うことで、すぐにアマゾンで無農薬·無化学肥料の玄米を購入。
 初めて煎る玄米は、香ばしい好い薫りが立ち上がり、プチプチと良い音がします。そして、香ばしく煎った玄米といただき物の日高昆布をコトコト♪良い薫りが部屋に広がって、母が期待の目で見てきます。ここでの見極めが大切、と本にはあります。本の通りに、香りをきき、玄米を食べて、煎じ具合を確かめて、「思っていたより薄い味」と思いつつ完成☆☆☆
 出来上がってみると、これが本当に良いスープでした。味は濃厚ではないです。でも滋味が染みわたるのです。確かに、胃癌の方に支持される訳です。

どうでしょう

 温かい話に、なってましたでしょう?笑
 この玄米スープ、煎り玄米があればそれほど手間無く作れます。4~5回分の玄米を煎って、ちょこちょこと作るようにしています。簡単でとっても良いです(^.^)♪

 もうひとつ温かい話を付け加えますと。父の実践/わたしの実践なんて話の後に、また寝る前のケアをしました。そうしたら、、、なんと言うことでしょう!父の体がとっても受け取り上手になっているではありませんか。
「いやぁ、触りやすくていいなぁ」と思いながら、顔はわたしが、足は母が、存分に労ってあげましたとさ。
 そして父はやっぱり、極楽♪極楽♪な雰囲気で、眠りにつきましたとさ。

 

 もうさ。今 極楽で過ごしているんだから、ほんと、癌がどうとか、関係ないよね?

 なんて、癌を氣にする父(氣にするのは当たり前)に対して今日も感じつつ。

それでは、また。

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