麻雀プロってなにが正解?
わたしの先輩方が何人も、麻雀プロをやめてしまいました。
そんなわたしも実は麻雀プロを続けるか悩み続けている毎日でした。
わたしは今年の8月くらいからYou Tubeでの配信を始めたり、動画を上げ始めました。
正直やめようと思ったときも何回もありますし、消そうと思ったことも何回もあります。上げながった動画もたくさんあります。
だけれども、わたしは麻雀が好きで好きで好きで、ずっと続けています。
最近になってリアル麻雀だけではなくネット麻雀の魅力に気づくことができました。
同じお店で働く従業員が雀魂について教えてくれたおかげです。
ネット麻雀は牌譜検討をすることができるから、迷ったときや「ん?」と引っ掛かったけれどその場で実力不足で解決できないことも見返すことができます。
わたしはよくお店でも言っているのですが、麻雀を後ろから見ているのが本当に好きです。
自分の知らない選択肢を、道を、引き出しを、たくさん知ることができるからです。
でも牌譜検討のほうがより明確に、なおかつ4人の打牌を見ることができるから素晴らしい点だと思いました。
幸いにも、わたしは自分の知らない選択肢を嫌煙するタイプではなく、もっと知りたいと思うタイプでした。それは麻雀に対してだけかもしれません。
知らないことを知ることはとても怖いことです。
特に麻雀に関しては、攻撃守備、回し打ち、たくさんやることがあります。たくさん覚えることがあります。
見る人見る人で打ち方も変わります。でも、一貫して一定の知識があると考えます。
その知識とは、座学で覚えるひともいますし経験で覚えるひともいます。
わたしはどちらのタイプなのかわかりません。いつまでが初心者だったのか、いつからがほどほどに打てたのかわからないからです。
対々和とタンヤオしかわからなかったときから麻雀はたくさん打ちましたし、たくさん麻雀も見てきたからです。毎日なにかを短くても2時間くらい見ていました。
ただ一つ言えるのは、ほかのひとよりも後ろ見が大好きで、人の思考を汲み取りたいと思う気持ちは人一倍だという自信だけです。
わたしの取り柄はこれしかありません。だけど、誰よりも後ろ見をして局数や打牌を覚えている自信があります。
ほかの女性プロと比べて配信している画面に華もないし、大会に出て絶対にタイトルを穫れる自信も正直ないです。土日の休みを取らずにリーグ戦やタイトル戦に出ることを避けていたような気がします。
そんなプロのままでいいのかな、と思うようになりました。
やめていった先輩方は去り際も格好良く、「自分にできることはやりきった」という方が多く尊敬できるなぁと思いました。
それに対してわたしは自分の店の三麻に慣れてしまっているから、と四麻を打つ機会をわざと減らしていたように思います。
気づきたくなかった、けれど目をそむけ続けているのは違うと、思うようになりました。
いまの自分にはまだプロの敷居を跨ぐのは早かったかもしれません。
ですが、プロになったからには。自分のやりたいようにやれることをたくさんやっていきたいと思います。
プロとしてメディアに出る方も素晴らしいと思いますし、タイトル戦を目指して日々ルールを変え勉強し、アジャストさせているプロも素晴らしいと思います。
だけれどもどれもいまのわたしには難しいです。ですが、わたしはわたしなりに活動していきたいと思います。
You Tube配信も続けます。応援してくれるファンの方の名前もたくさん覚えます。たくさん交流できる場を設けます。自分のお店での接客も改めて頑張ります。
いまでも配信を時間が合えば見てくれる人もいます。麻雀BARで会った人もいます。遠征で会った人もいます。
ただただ画面を通してでも会いに来てくれることが、一言くれることが、嬉しいからです。
正直四麻にはいますぐ戻れません。ですが、雀魂などを通してもっと四麻に触れる機会を増やしていきたいと思います。
どうか皆さん、これからも応援よろしくお願いします。
先輩方のように格好良く、いつか引退するとのときまで駆け回りたいと思います。
頭の整理と思ってnoteに書き出してみましたが、麻雀プロのあり方や麻雀への愛の示し方ってひとによって全然違いますね。
あーあ。憧れだった先輩たち、やめちゃって本当に寂しいな。こんな気持ちになるならもっと勉強会してもらえばよかった。対局観戦しに行けばよかった。大嫌いな飲み会も参加してみればよかった。
この気持ちが上手く言い表せなくて、「お疲れ様でした」の一言すら送れなかったみなさんへ。
本当に格好良かったです!お疲れ様でした!