ロスジェネ編は終わってしまったけれど俺たちの青春はこれからだし郷田社長の話をするぞ〜!

いつもはビックリマークをつけないのですが元気があるのでタイトルにビックリマークをつけてみました。

半沢、本日の第4話で折り返し。ロスジェネ編は今回でおしまい。半沢は悪いヤツが全員コテンパな目に合うのが本当に見てて痛快っすなあ。でもこういうのを今大人になって見ると、いかに日頃自分が「なんでこいつ痛い目見ないんだよ」という気持ちを抱えながら働いてんだなあ、と気づいてしまうな。半沢部長に言わせれば「戦え」ってことなんだろうけど、戦ってないな、ハハハ…。なんて思ったり。

そんなことはさておき!!!!!!!!!!!(大和田常務並みのクソデカ大声)

ロスジェネ編が終わったと言うことはつまり我らが郷田社長もおそらく今回で出番を終えると言うことで…。
まずはね、郷田社長を演じてくださった戸次重幸さん本当にありがとうございましたと申し上げさせてください。原作の郷田社長とのギャップに違和感を感じなかったのはどう考えても戸次重幸さんが演じてくださったから、が占める割合がかなり大きい。毎回毎回限られた登場シーンの中で確実に印象に残るし何より本当に美しいし結局最後の最後までおめめにLEDライト埋め込まれてたのどういうこと?という感じだし社長室がお花だらけでBIGLOVEだし郷田社長がきっとあそこまで会社のために必死になっていたからこそ電脳や東京中央銀行のにくったらしさも倍増したわけで本当にいい郷田社長でした。
もうあと100億回語られていますが何より美しかった、もうね、はい美しかったよね・・・・・・・・・・。お金を、お金を払いたい美しさだった。ちゃんと円盤に払いますのでその辺は・・・・・・・流石にあんな芸術作品みたいなご尊顔を毎回拝ませていただいておきながら拝み逃げ(食い逃げ)は出来ませんからね。

原作の話ばっかりして大変恐縮ですが郷田社長のビジュアルが100億点であることは原作に忠実だったね・・・・・・・・・・・・と言うかもうそれだけで十分だな・・・・・・・・・・・・・・・生まれてきてくださってありがとうございます、郷田社長も戸次重幸さんも。郷田社長と戸次重幸さんが存在する2020年に存在できてマジでハッピーだな、ありがとう世界。

第4話の一瞬のカットは全オタクへのサービスショットだったんですよね。なくても成立したはずなのにそれでも押し込んでくれたわけですから・・・・・・・・・。ありがとうございますTBS、ありがとうございます世界、ありがとうございます郷田社長、そしてありがとうございます戸次重幸さん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

思い返せば4月末に原作を読んでから郷田社長のことばかり考えてこの4ヶ月を過ごして参りました。

あれからずっとフォックスの採用情報検索してて全然引っかからないんだけどまあ今は買収云々で会社が忙しい時期だから採用ちょっとやめてるんだよね、ウンウン。あと半年くらいしたらまた調べるからね。それまでに宅建も取っとくからね。いるかいらないかは知らないけど。あとあれだ、サンフランシスコに行くんだから英語ペラッペラじゃないといけないんだよね。はいわかりました。TOEICとかもとります。英語苦手だけどフォックス入るためだったらなんだってやるからな。

ドラマ版が落ち着いたのでここで簡単に(簡単にで済むのかは終わってみてから出ないとわからないが)原作の郷田社長の話をさせてください。

フォックスという会社の話の本筋への関わり方としては、基本的にドラマの展開と同じなんだけど(コペルニクスがキーになってるところとか)、原作だと池井戸さん郷田社長のこと好きすぎじゃないですか?と思うくらい郷田社長の葛藤というか人間臭い部分が掘り下げて書かれていて、もうすっかりやられてしまったわけですわ。だからなおのことそういうお芝居が上手な戸次重幸さんが演じる原作の郷田社長も見てみたかった。スピンオフください。(しつこい)
でもドラマ版は単純に削ったというよりもまた少しテイストの違う郷田社長だったから、そう考えると新しい郷田社長が見れたわけでそれもそれでよかったんだけどね。

放送始まる前にnoteで、戸次重幸さんの魅力が余すところなく発揮されるという話を書いたのですが、

ここでぼやかしていることを書きます。話の順番として私は戸次重幸さんが郷田社長をやる→原作読むだったので「郷田社長=戸次重幸さんが演じるキャラクター」ということを念頭に置いて読み進めていたわけですけども、読みながら一番ぐっときていたのは、郷田社長が弱さと強さを併せ持っている人だったということなわけなんですよ。

まず瀬名さんと初めて会うシーン、このときからすでに原作だと「あれ、この人やばいな…」感が出てる。それはドラマ同様の「裏ありそー」感と同時に、「裏の裏ありそー」という、オタクが一番沼にハマってしまうアレ。原作読んだとき、ああ、これ終わったなと思いました。登場のシーンで。

あ!!!!!!!登場のシーンといえば!!!!!!!!!(大声)

これTwitterとかでも有識者の皆様が結構投下されてましたが、本当に本当の登場シーン、エッグいかっこいいです。イメージ的には多分キャスト発表時のメインビジュアルなんだろうけど、颯爽と社用車から降りてくる郷田社長がまあこれでもかというほど美しく書かれている。池井戸さんの本を読んだのはお恥ずかしながらこのロスジェネの逆襲が初めてだったんですが、他のキャラに対しては散々の形容の仕方なのに郷田社長だけおったまげるくらい爽やかに書かれてるんですよ。おったまげるよ。少なくともわたしはおったまげたよ。(しつこい)
池井戸さん絶対郷田社長のこと好きだと思う(すぐに絶対とかいうオタク)。

ドラマでも死に物狂いで自分の会社のために奔走する姿が印象的でしたが、小説の郷田社長は同じくらいの熱量は持っていながらも冷静な面が目立ちます。冷静というか、落ち着いてる。郷田社長はね、自分の経営感覚が徐々に鈍っていっていることをわかっていたんですよね。一度狂い始めてしまったものが自分の手に負えないほどにまで大きくなっていってしまったことに追い詰められて、ドラマ以上に一人で悩んでしまうんですわ。ああもうそういう孤独な美人、オタクは大好きです。孤独✖️美人=♾。

そしてまたいいのが、自分も銀行の操り人形に過ぎないことを自嘲じみた感じで口にするシーンがあってだな・・・・・・・・・・・・ああ、操られてる美人、オタクみんな好きでしょ。しかもそのことわかった上で清濁合わせ飲んじゃう系美人、もうそんなの無理じゃん。無理に決まってるじゃん。なんなんだよ、どんだけ魅力爆発してるんだよ、パンドラの箱開けちゃったよオイオイ。

そのあと話飛びますが、スパイラルからの逆買収の話を一度断って、でも電脳に捨てられて、っていう流れはドラマと同じ。ただ、ここも郷田社長にだいぶ池井戸さんは文量を割いてくださっていてですね・・・・。原作の郷田さんは落ち着いているからこそ、電脳に見捨てられたときの読んでる側のショックたるやでかいんですよねえ。それまでの悩んできた過程を描いてもらっているから余計に、もう電脳に縋るしかなかったことが痛いほど伝わってくるから余計に、ああ、この人一人で会社のためにこんだけ悩んでるのにまたうまくいかないのかよ、しんど・・・・・・・と読んでいてかなりしんどくなります。(偏差値2の文章)

そしてまた一人で社長室で静かに悩むんです。悩みすぎだよ、苦悩しまくりなんです、原作の郷田社長。というかドラマの郷田社長も苦悩しまくりなんだけど苦悩しまくっているところがカットされちゃっているんですよ。だから原作を読んだら、ますます郷田社長のこと好きになると思います。

瀬名さんに会社を立ち上げたばかりの頃の自分を重ねて、そして窓ガラスに映る何もかもを失いかけた窓ガラスに映る自分と対峙するわけよ・・・・・・・・・・・・・えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーなにそれそんなの、全員好きじゃん・・・・・・・。そして静かに瀬名さんに電話をかけるわけ。何もない自分に残された道として、決断するわけ。ジンときます。全員読んでください。

そしてえええええええええええええええええ!!!!!!!!(死んでも嫌だね!レベルの大声)

ドラマ版では一切触れられなかったヤツいきます・・・・・・・・・・・

それはね、郷田社長と玉置さんの関係性です。
わたしゃ正直これを一番楽しみにしていたと言っても過言ではないので無念。でも郷田社長美しかったし香川さん面白いからオールOKってことにしますけどもね。(?)

原作だとここ二人の関係性がだいぶ「良・・・・・・(語彙喪失)」となります。
原作だと玉置さんの立ち位置が少しばかり違って、先に会社を見限って辞めちゃうんですよね。玉置さんが優秀なことを郷田社長は知っていて、急に辞めてしまった玉置さんに郷田社長が声をかけて二人で食事するシーンなんかもあるんですが、この二人のお互いを認め合っている感、本当にいいです・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「お前原作を人に勧める気があるのか」と怒られてしまうかもしれませんが、これ三点リーダー以外でどうやって表現したらいいのですかむしろ?読んでいただけたらわかります、語彙をなくします。いやこれは三点リーダー案件でしょ、とご納得いただけると思います。あと原作の玉置さんはコペルニクスの将来性を見抜いてる側の人です。エモ。

ハーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、よい。

ドラマを見て、「郷田社長良・・・・・・」となった皆様、原作の郷田社長は、ただでさえ「良・・・・・・」だったドラマ版郷田社長に「良・・・・・・」要素がマシマシですので、未読でしたらぜひ読んでください・・・・。

本当に、コロナで放送が伸びたり話数が当初より削られたり撮影に制限がかかったりと、きっと視聴者が計り知れないほどの困難があったであろうにもかかわらず、こうして放送をありがたく視聴することができて、出演者並びにスタッフの皆様には本当に感謝の念が止みません。本当、一生赤坂方面に足向けて寝れない。

そしてコロナで放送が伸びたことで私は原作を読むことができて、郷田社長に射抜かれて放送開始までの3ヶ月を生き延びることができて、放送が始まれば予告に映った2秒で深夜3時まで盛り上がり、郷田社長を拝見するんだから部屋片付けなきゃ!と家の隅々まで掃除して、網戸まで洗って、勝手にドラマの郷田社長の背景に潜む苦悩なんかも読み取って世界一タイくらいの熱量で郷田社長を崇拝することができて、本当にいい4ヶ月だった。最高だった。久しぶりだよこんなに一生懸命になったのは。やっぱりオタクやってるときが一番生きてるわあ!と思うなと実感した4ヶ月でした。映像の郷田社長がきっと今日で最後だと思われるのでこんな締めっぽいことを書いてはいますが全然郷田社長への熱は冷めておりませんのでいつだってまた愛を叫ぶからな〜。最後になりますが郷田社長が戸次重幸さんでよかったよ本当に。郷田社長が戸次重幸さんじゃなかったら原作も読んでないし原作読んで郷田社長のこと好きになってたとしてもここまで郷田社長のこと好きにならなかったもんね。好きなものがまた増えてオタク最高に幸せです。最高の夏だったな。俺たちの青春はまだまだ終わらないな。終わらせないぞ〜。

じゃっ、サンフランシスコに行かなきゃならないんでこの辺で失礼しますッッッ!!!!!!

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