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地方移住と地域おこし協力隊

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東京出身、海外生活7年、YouTuberという仕事を経た私が、ご縁に導かれるように地域おこし協力隊としてやって来た、瀬戸内海に浮かぶ香川県土庄町(とのしょうちょう)。小豆島、豊島…
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#好きなことで生きていく

地域おこし協力隊としての全活動、退任、そしてこれから

土庄町地域おこし協力隊、退任のお知らせ新年1本目の記事冒頭から私事で恐縮ですが、お知らせです。 2022年12月末をもちまして、私、吉田小百合は、香川県土庄町地域おこし協力隊を退任いたしました。 任期中の活動に際し、お世話になった土庄町、小豆島、豊島、香川県のみなさま、漁業関係者のみなさま、土庄町役場のみなさま、特に業務やスケジュールとの兼ね合いで直接のご挨拶が叶わなかったみなさまに、この場を借りて改めて感謝の意をお伝えしたいと思います。 活動にご協力いただいた全てのみ

東京から小豆島へ、地域おこし協力隊1年目を振り返る【地方移住】

2022年8月、地域おこし協力隊として任期2年目に突入。 私が東京から小豆島へ移住して満1年、という節目でもある。 今回の記事では、離島へ移住して「地域おこし協力隊」として活動した任期1年目のまとめを綴っていく。 この記事は?地域おこし協力隊とは?まず、「地域おこし協力隊」の制度をご存知ない方は、こちらをどうぞ! ミッションとこれまでの仕事地域おこし協力隊の個々の「ミッション」は、各自治体の募集ポジションによって異なる。場所によっては「フリーミッション」といって、「この

生まれ育った島の集落へUターン みかん農家へ転身したバンドマン

大学進学を機に、生まれ育った小豆島、中でも棚田や農村歌舞伎、虫送りの文化など、美しい日本の原風景が残る肥土山を離れ、ひとり大阪へ。 10年ほどの音楽活動の後、バンド解散を経て大阪から小豆島へUターン。 コロナ禍の真っ只中に8年間勤めた地元の飲食店を退職し、みかん農家への転身を決めた。 それが、この記事の主役、文次郎農園の太田翔さんだ。 今回は、大阪から小豆島へUターンを決めた理由、都会と島での暮らしの変化、みかん農家への転身を決めたきっかけ、そして、もうすぐ限界集落となる

金融コンサルからいちご農家へキャリアチェンジ!40代からの島移住

大阪で10年間、金融コンサルとしてバリバリ働くサラリーマン生活を送っている中、40歳のある日、瀬戸内海の小さな離島「豊島」へ移住。 島暮らしの生業として選んだのは、農業だった。 それが、今回の記事の主役であり、私にとって香川県土庄町地域おこし協力隊の大先輩でもある新屋貴之さん。 前回は アウトドアを仕事に!自然に魅せられた彼女の島移住ストーリー【やりたいことの見つけ方】 地域おこし協力隊のカタチ と題して、3年間の任期を満了されたばかりの元・土庄町地域おこし協力隊の立屋

アウトドアを仕事に!自然に魅せられた彼女の島移住ストーリー

好きなことで、生きていく。 2014年のYouTubeCMでヘビロテされていたこのフレーズに憧れ、感化された人は少なくないはず。 冒頭で早速厳しいことを言うようだが、ほとんどのケースにおいて、好きなことを仕事にするのは容易ではない。好きなことが嫌いになり得る可能性もある。好きなことでごはんを食べていくことは決して簡単なことではないからだ。 好きなことで、生きていける?「好きなことで生きていく、ってどうなの?」っていう、そもそも根本的なところについて、まずは自身の経験も交え