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地方移住と地域おこし協力隊

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東京出身、海外生活7年、YouTuberという仕事を経た私が、ご縁に導かれるように地域おこし協力隊としてやって来た、瀬戸内海に浮かぶ香川県土庄町(とのしょうちょう)。小豆島、豊島…
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#豊島

埼玉から瀬戸内へ・豊島でみつけた理想の仕事と暮らし

コロナ禍以降、地方移住に注目が集まる中、移住の手掛かりのひとつとして認知度が拡大した総務省の施策、「地域おこし協力隊」。地方移住を考える方は、一度はこの制度を耳にしたり検討したことがあるかもしれない。 この記事を書いている私自身も、1年半ほど前に地域おこし協力隊として香川県土庄町へ移住。町の漁業を知っていただくための情報発信を中心に活動をしている。 土庄町がこの制度を導入して最初の隊員である稲子恵さん。彼女も協力隊への応募をきっかけに、瀬戸内海の離島の中でも島移住希望者に

半年密着!「小豆島のいちご」ができるまで

好きなくだものランキング上位に必ずランクインしている「いちご」。 12月を迎え、これからさらに市場へと流通していくいちごは、クリスマスシーズンやバレンタインスイーツには欠かせない果物としても知られている。 「いちご」と言えば、栃木、佐賀、熊本などが全国的にも有名な産地。中でも関東出身の私にとって、これまで馴染みがあったのは、幼い頃にTVCMでよく目にしていた栃木の女峰であった。 「うどん県」として知られる、ここ、香川県はいちごの産地でもある。 私が移住した小豆島とそのお隣

瀬戸内の離島で天日塩づくりに魅了された元ラジオディレクター【やりたいことの見つけ方】

「自分の中で確信の持てる直感」に従って、導かれるように人生を決断した経験はあるだろうか。振り返ると、1年半前に私が小豆島へ移住を決めた時も、そんな自分の直感を疑うことなく、流れに乗って決めたように思う。 この記事の主役は、東京のど真ん中のラジオ局で番組制作をしていた元ラジオディレクター。彼は、取材で訪れた瀬戸内の離島、豊島に惹かれ、翌々月には妻と共に移住。さらにその2年後、自身の直感に従って塩ハウスをつくり、天日塩づくりを始めた。 今回は、そんな1組のご夫妻の移住と塩づく

金融コンサルからいちご農家へキャリアチェンジ!40代からの島移住

大阪で10年間、金融コンサルとしてバリバリ働くサラリーマン生活を送っている中、40歳のある日、瀬戸内海の小さな離島「豊島」へ移住。 島暮らしの生業として選んだのは、農業だった。 それが、今回の記事の主役であり、私にとって香川県土庄町地域おこし協力隊の大先輩でもある新屋貴之さん。 前回は アウトドアを仕事に!自然に魅せられた彼女の島移住ストーリー【やりたいことの見つけ方】 地域おこし協力隊のカタチ と題して、3年間の任期を満了されたばかりの元・土庄町地域おこし協力隊の立屋