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地方移住と地域おこし協力隊

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東京出身、海外生活7年、YouTuberという仕事を経た私が、ご縁に導かれるように地域おこし協力隊としてやって来た、瀬戸内海に浮かぶ香川県土庄町(とのしょうちょう)。小豆島、豊島…
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2022年9月の記事一覧

家庭菜園から専業農家へ、女性農家のリアル【やりたいことの見つけ方】

小豆島へ移住して1年が経つ。 「東京から地方へ移住したこの1年で最も大きく変化したことは?」 そう聞かれて真っ先に浮かぶ回答は、 「第一次産業の現場を自身の目で見る機会が増えたことで、生産者さんのことをより身近に感じられるようになったこと」だ。 これまで都会のスーパーで、野菜や果物、海産物を手に取り、食卓に並べるだけでは分からなかった、生産者さんの日々のドラマや思いをご本人から伺い、また、その現場を実際に見せていただくことで、自分ごととして感じられるようになったのは、我

地元漁師の母ちゃん直伝、ご当地はも料理作ってみた【小豆島島鱧レシピ】

京料理の定番であり、関西ではおなじみの「鱧」。鱧は、江戸時代から続く京都の納涼床や懐石料理には外せない高級魚として知られるが、東京で生まれ育った私にはこれまで馴染みのない魚。生まれて初めて鱧を食べたのは、小豆島へ移住した昨年のこと。 実は、小豆島は、兵庫県や徳島県と並ぶ鱧の産地で、しかも、近年、全国のグルメファンの注目を集めているブランド鱧がある。 そのブランド鱧が、「小豆島 島鱧」だ。 西日本以外で鱧になじみのない理由少し話は逸れるが、水揚げ量が西日本に集中しているから

東京から小豆島へ、地域おこし協力隊1年目を振り返る【地方移住】

2022年8月、地域おこし協力隊として任期2年目に突入。 私が東京から小豆島へ移住して満1年、という節目でもある。 今回の記事では、離島へ移住して「地域おこし協力隊」として活動した任期1年目のまとめを綴っていく。 この記事は?地域おこし協力隊とは?まず、「地域おこし協力隊」の制度をご存知ない方は、こちらをどうぞ! ミッションとこれまでの仕事地域おこし協力隊の個々の「ミッション」は、各自治体の募集ポジションによって異なる。場所によっては「フリーミッション」といって、「この