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マッシュグラムはインスタ集客すごいよ④


こんにちはsayuです。
マーケティング視点からの情報発信を学びました。

マーケティングにおける情報発信は、ターゲットに対して有効に働く内容を考えることが不可欠です。特に、情報の種類を理解し、それを適切に使い分けることでフォロワーがあなたの発信にやみつきになる仕組みができます。

今回も非常に興味深い内容です。
一緒に学んでいきましょう(^^)/

どんな情報を発信すべきか

まず、情報を発信する際に大切なことは、フォロワーが興味を持つコンテンツを理解し、彼らが抱える問題やニーズに応じた情報を提供することです。これを理解することで、ターゲットが集まりやすいコンテンツの基礎を作ることができます。


需要と供給のバランス

マーケティングの基本概念として、「需要と供給」があります。あなたがすでに持っているものを、まだそれを持っていない人が必要としている状況を見極めることが重要です。


ここで注目したいのは、マーケティング戦略には大きく分けて2つのアプローチがあるという点です。


1. MARKET-IN(マーケットイン)

「需要があるものを作る」という視点で、既存の市場や消費者ニーズに基づいて商品やサービスを提供します。たとえば、「スマホの需要があるならスマホを作ろう」といった考え方です。情報発信においても、MARKET-INは非常に重要であり、SNSでのコンテンツ作りにはこのアプローチが推奨されます。つまり、ユーザーが抱える問題を解決するための情報を提供することが大切です。

MARKET-IN型の情報は次のような質問に答える形で発信されます。


どうすればいいのか?

何をすればいいのか?

どうすれば問題が解決するのか?



2. PRODUCT-OUT(プロダクトアウト)

「需要を作り出す」という視点で、ユーザーがまだ気づいていないニーズに基づいて新しい商品やサービスを提供します。例えば、スマートフォンがまだ存在しなかった時代に、スマホを開発して市場を作り出したケースがこれに当たります。「こんな情報はどうだ?」と、新しい視点やアハ体験を提供することもPRODUCT-OUT型の情報発信になります。

PRODUCT-OUT型の情報発信では、ユーザーが自分では気づいていなかった問題や学びを引き出すため、次のようなテーマで発信します。


例えば、、

「お通しってなんで出るの?」

「居酒屋のコスト分解」

このような情報提供は「ヘー!」というアハ体験を与え、興味を引く効果がありますが、フォロワーの本質的な問題解決には直結しないこともあります。MARKET-INとPRODUCT-OUTのバランスを取ることが大切です。




バランスの重要性


情報発信においては、MARKET-INの情報が全体の70%、PRODUCT-OUTの情報が30%を占めるバランスが理想的です。PRODUCT-OUT型のアハ体験を継続的に提供するだけでは、フォロワーの問題解決にはつながらず、彼らとの深い関係構築が進まない可能性があります。そのため、フォロワーのニーズに直結した問題解決型のMARKET-IN情報をメインに据えることが重要です。


ユーザー心理のセグメント化


情報発信を行う際には、フォロワーの心理を理解することが必要です。これを「CUSTOMER INSIGHT(顧客の洞察)」として、次の4つの心理段階に分類できます。


1. 無関心: 問題について関心がない状態。ここでは、フォロワーに視点を変えるような情報を提供し、関心を引き出すことが必要です。

2. 無知: 問題があることは認識しているが、なぜその問題が重要か理解していない状態。ここでは「WHY」を伝え、問題の重要性を伝えます。

3. 問題意識: 問題があることは認識しており、そのまま放置すると危険だと感じている状態。この段階では、その問題の解決方法を広めることが求められます。

4. 危機意識: すでに問題を抱えており、解決方法を強く望んでいる状態。ここでは解決策を具体的に提案することが重要です。

各段階に合わせた情報発信を行うことで、フォロワーの悩みを的確に解決することができます。

ERG理論とベネフィットセグメント

ERG理論(存在欲求、関連欲求、成長欲求)は、フォロワーの心理段階をより具体的に理解するためのフレームワークです。これに基づき、以下のような発信を行うことが効果的です。

EXISTENCE(生存欲求)
生活に役立つ情報

RELATEDNESS(社会欲求)
フォロワーとのつながりを深める情報

GROWTH(成長欲求)
自己実現や成長を促す情報


また、ベネフィットセグメントを考慮することも重要です。これは、あなたがフォロワーに与える価値を理解し、その価値が彼らにとってどのような利益をもたらすかを考えることです。たとえば、美容院で考えた場合「髪を切る」という機能的価値に加え、「美意識や自己肯定感」という情緒的価値も提供します。


情報発信のまとめ


情報発信の基本はMARKET-IN型のアプローチを中心に据えることです。そして、フォロワーにアハ体験を提供するPRODUCT-OUT型の情報を30%程度加えることで、飽きさせずに効果的な発信が可能となります。また、フォロワーの心理や欲求に基づいた情報提供を行うことで、彼らとの関係を深め、問題解決に寄与することができるでしょう。


今回の感想。


今回マーケティングにおける情報発信の重要性について学んで、非常に興味深いと感じました。
特に、情報の種類を理解し、ターゲットに合わせたアプローチを取ることがSNS運用において大切だと再確認しました。
MARKET-INとPRODUCT-OUTのバランスを取ることで、フォロワーの問題解決に役立つ情報と新しい発見を同時に提供できる点が、フォロワーとの関係を強化するための鍵だと理解しました。

これまで私は、何となく興味を引く情報を発信していればフォロワーが増えると考えていた部分がありましたが、フォロワーのニーズに応じた「需要のあるコンテンツ」を作ることが重要であることを学びました。
MARKET-IN型のアプローチでは、フォロワーが抱える問題を具体的に解決することが求められますが、そのためにはまず彼らのニーズや課題をしっかり理解する必要があるんですね。
これはSNSマーケティングに限らず、ビジネス全般に通じる基本的な考え方だと感じました。

また、PRODUCT-OUT型の情報発信についても新たな視点が得られました。ユーザーがまだ気づいていない問題やニーズに働きかけるという発想は、独自性やクリエイティブなアイデアが必要ですが、それがアハ体験や驚きを生み、フォロワーを引きつける力があることが分かりました。
ただ、PRODUCT-OUT型の情報ばかりに頼ると、フォロワーの問題解決には至らず、結果的に深い関係を築けないリスクもあるため、70%のMARKET-IN型情報と30%のPRODUCT-OUT型情報というバランスが大切なのだと納得しました。

さらに、フォロワーの心理段階を理解することの重要性を学んだことで、ただ単に興味を引くコンテンツを作るだけでなく、彼らがどの段階にいるのかを意識しながら情報発信を行うことの大切さが分かりました。無関心から危機意識までの4段階に応じたアプローチを取ることで、フォロワーのニーズにより効果的に応えられるというのは、SNSマーケティングを行う上で非常に役立つ知識だと感じました。

ERG理論やベネフィットセグメントについても、今後の情報発信に生かせそうです。たとえば、フォロワーが生活に役立つ情報(生存欲求)、感情に訴えかける情報(社会欲求)、自己成長を促す情報(成長欲求)を求めていることを理解することで、彼らが本当に価値を感じるコンテンツを提供できるようになると考えています。特に情緒的価値をどう提供するかを意識することで、フォロワーとの信頼関係を築けるのではないでしょうか。

全体として、今回学んだことは私が今後SNSマーケティングで成功するための指針となるものであり、非常に有益でした。


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